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静岡県と長野県にまたがる南アルプス最南端の光岳(てかりだけ)は、標高は2,592m。
国内では、ここから南に標高2,500m以上の山はありません。
そのため、ハイマツと雷鳥生息地の南限でもあります。
光岳(てかりだけ)という名の由来は…山頂直下にある光石(てかりいし)が、静岡県側から見た時に、「てかって」見えたことからつけられたと言われています。
案内してくれるのは、登山ガイドの児玉壮汰さん。
長らく、海外からの登山客を相手に富士登山のガイドをしていたことから「ビリー」という愛称も持っています。
今回目指す光岳は、その奥深さ故、山頂までのコースタイムは8時間以上。
登山口から山頂までの標高差も1,700mを越える上級者向けの山。
1日目は、2時間の急登で、夏の間だけ設置される常設テント場「面平キャンプ場」へ。
2日目は、易老岳(いろうだけ)山頂を経由して、光岳山頂直下の山小屋まで、5時間かけて登ります。
そして、最終日。やっとたどり着いた光岳山頂にも、素晴らしい絶景が待っていました。