第63回「蓼科山 冬」

山々は深い雪に閉ざされる冬。
全てが雪に包まれ、白銀の世界が広がります。
そんな白一色の景色の中でも、ひときわ存在感を示すのは、
八ヶ岳連峰の最北端に位置する、標高2,531mの蓼科山。

円錐形の美しい姿から諏訪富士の名でも親しまれ、
その頂上からの展望は、360°の大パノラマ。
特に南八ヶ岳の山々の迫力ある景色は、まさに絶景と称される。

今回の山の案内人は、
2年目の駆け出し登山ガイド田村晃浩さん(34歳)

思い出の地である蓼科山を自分の得意なガイドエリアとするべく、ガイド目線で改めて 散策する。その過程で見えてくる日頃ガイドが気にかけていることやその想い。

又、登山ガイドへの転職を快く許してくれた妻に、ガイドをする自分の姿をみてもらい
安心させたい想いで、妻とともに登る蓼科山。

それぞれが様々な想いを抱きつつ、蓼科山の絶景を通してそれぞれの想いが溢れ出す。
果たして、妻とともに絶景を見ることは出来るのか?