栃木県の最北端に位置し、関東を代表する活火山で茶臼岳・朝日岳・三本槍岳の三山の総称とされる那須岳。主峰・茶臼岳まではロープウェイが整備され、多くの観光客が訪れる。今回は山の中にある秘湯「三斗小屋温泉」に宿泊し、那須岳の縦走を楽しむ。
今回、案内をしてくれるのは登山ガイド・松田良さん。東京でサラリーマンをしていたが、40歳を過ぎて愛犬と山を歩いたことから登山に目覚める。2017年に登山ガイドの資格を取得し、「山のそばに住みたい」と那須へ移住。現在ペンションを経営しながら那須岳を中心にガイドを行っている。愛犬家でペットも泊まれる部屋もある。
1日目は北温泉登山口から登り、途中ゴヨウツツジを眺めながら那須連山の最高峰・三本槍岳(1917m)へ。
荒々しい岩肌が特徴の朝日岳(1896m)にも立ち寄る。朝日岳山頂からは茶臼岳がダイナミックに広がる。
そしてシャクナゲなど初夏の花を愛でながら「三斗小屋温泉」へ。 野天風呂からの美しい夕焼けと満天の星空を狙う。
2日目はいよいよ主峰・茶臼岳(1915m)へ。茶臼岳は那須火山帯の中で一番若い活火山。
噴煙を上げる様子や、山頂からは日光連山や燧ヶ岳、越後駒ヶ岳や飯豊連峰など360度の絶景を狙う。