第76回「北アルプス縦走 夏  黒部五郎岳 鷲羽岳 水晶岳」

四季折々さまざまな表情を見せる美しい山々の風景を、4K映像でお届けする番組。
今回は登山ガイド歴13年の菅野由起子さん(47)と、菅野由起子さんの教え子・菅野なつめさん(20)と共に高妻山を登る。
長野県と新潟県にまたがる標高2,353mの高妻山は戸隠連峰の最高峰であり、その美しい山容から“戸隠富士”とも呼ばれている。
山頂からは新潟の妙高・火打山や北アルプスの後立山連峰や立山連峰、槍穂高連峰、そして南アルプス、八ヶ岳、浅間山などが見渡せる。
まず神話の町、戸隠を散策し、翌日は戸隠牧場を起点に高妻山まで日帰り往復9時間のロングルートを歩く。
高妻山は登山口からの標高差が1000m近くあり、鎖場や険しい岩場などが連続するハードなコース。九合目から1時間ほど続く急登が最大の難所だ。
途中、見頃を迎えた紅葉を愛でながら山頂へ。山頂からの絶景は果たして・・・
菅野由起子さんは20歳の時に山岳会に入り、山岳雑誌出版社、登山用品店勤務を経て、登山ガイドに。現在は妙高・戸隠エリアや八ヶ岳、北アルプスなどを中心に活動中。
また、日本で唯一の登山専門学校、国際自然環境アウトドア専門学校で非常勤講師を務めるなど登山ガイドの育成にもあたっている。
登山学校の先生と生徒というコンビで歩く高妻山。将来登山ガイドになりたいという夢を持つ菅野なつめさんの目に高妻山はどう映るのか?