第75回「北アルプス縦走 夏  黒部五郎岳 鷲羽岳 水晶岳」

四季折々さまざまな表情を見せる美しい山々の風景を、4K映像でお届けする番組。
今回は北アルプスのほぼ中央に鎮座する3つの百名山、黒部五郎岳(2840m)、鷲羽岳(2924m)、水晶岳(2986m)を4泊5日で縦走する2時間スペシャル。
北アルプスの最奥地に位置するこの3座は、その頂に立つまでに最低でも2日以上を要し、縦走でしかたどり着けない場所。
奥地にある山だからこそ、その頂から見る大パノラマは槍穂高連峰や立山連峰を始め、後立山連峰や八ヶ岳、さらには浅間山や白山、富士山や南アルプスまで見ることができ、まさに絶景の一言。
今回はその絶景を求めて富山側の折立を起点に周回する。
案内人は、去年の南アルプス縦走SPに続き二度目の出演となる登山ガイドの石島竜平さん(32)、山梨在住の登山ガイド、杉本龍郎さん(32)、そしてアメリカやカナダの山々を登り歩くクライマーの大坪和正さん(23)の3人。
1日目は1356mにある登山口から一気に1000mを上がり、薬師峠のテント場に1泊する。
2日目はコースタイム9時間のロングルート。まず黒部五郎岳へ向かい、深田久弥も絶賛したカールやお花畑を楽しみ、三俣山荘のテント場へ。
そして3日目は鷲羽岳、4日目は水晶岳を登頂する予定だったが、雨のため停滞を余儀なくされることに。果たして案内人3人は鷲羽岳、水晶岳からの絶景を見ることができるのか…?