こんにちは。井上万里那です。
今回は予告通り、
最後の放送と学生キャスターとして過ごした9ヶ月間について書きます。
そしてこの業務日誌が最後の日誌となります
まず最後の放送(8月26日)について。
この日を迎えるまでの1週間、寂しい気持ちと達成感が入り混じった気持ちで過ごしていました
当日の朝、起床して4時にかけたアラームを止めた時
「これで4時起きも最後か。。。」
と少ししんみりした気持ちで準備をして家を出ました
フジテレビに到着すると寂しさがさらに込み上げてきました。
フジテレビに出社する際、受付のゲートに社員証をかざして入構する瞬間、
控室で自分のロッカーを開けて衣装に袖を通す瞬間、
メイク室で「今日はこんな髪型にしてください」とヘアスタイルの画像を見せる瞬間・・・
これまでの毎週水曜日の出来事の全てが、
フジテレビ内で私が見たり行動していた全ての瞬間が
『これで最後。。。』
そう思うと目に涙が浮かびました
報道フロアに行ったら泣いてしまうかもしれないと心配でしたが
報道フロアの独特な緊張感と『最後の放送をミスなくしっかり全うしたい!』との思いからか
涙が出るどころか手に汗を握りながら本番を迎えました
2本目の放送を終えた後、イヤホンから
「このままカメラを回しておきますので、学生キャスターの感想を1分程度話してください」
というディレクターさんの声が聞こえました。
その瞬間、生放送の緊張感から解放されて一気に涙が溢れ・・・
と、突然スタジオのドアが開き、「えっ・・・?」と驚いていると
阿部知代さん、吉崎典子さん、西山喜久恵さん、ディレクターさん、技術スタッフの内田さん、プロンプターに原稿を写してくださる中村さん、アナトレの山下さんと岡崎さんがサプライズで登場
卒業証書の授与と花束で、学生キャスターの卒業を祝ってくださいました
(放送を支えて下さった皆さんと)
(阿部知代さんと)
(吉崎さんと)
(西山さんと)
頂いた卒業証書の中には
「苦手だったことを克服してゆくまでには大変な努力があったのでしょう」という言葉がありました。
この9ヶ月間、どのように原稿を伝えたら分かりやすくニュースを届けられるのかを考え続けました。
様々な報道番組をテレビで見て真似したり
自分の出演したBSフジニュースを何度も見返して反省したり、、
自分の中で最大限の努力をしたつもりです。
デビューした昨年の11月の放送よりも回数を重ねるごとに視聴者の皆さんにニュースが届いていたら嬉しいです
「伝えること」はどんな場所でも必要な事だと思います。
阿部知代さんから教えていただいた
『聞いた人(視聴者の方)が情景を浮かべられるように言葉を紡ぎなさい』
という教えを今後も大切にしていきます。
最後になりますが、
これまでの9ヶ月間、放送を見守り応援して支えてくださった全ての皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
生放送に自分の声をのせてニュースをお伝えする事だけでなく、
普段テレビで見ている芸能人の方やアナウンサーの方が(フジテレビ内で)自分の目の前を歩いていたり、
その方たちと挨拶を交わすなど
普通に大学生活を送っていたら考えられないような環境に身を置く事ができ
大変刺激的で夢のような9ヶ月間でした。
そして、歴史あるBSフジニュースに携われたことを光栄に思います!
デビューの回のフリートークで
「早起きが苦手」と言いましたが、今では自分一人で早起きできるようになりました(笑)
ここで経験したことを今後の人生に活かし、邁進していきます。
9ヶ月間、ありがとうございました。
37期BSフジ学生キャスター 水曜日担当
井上万里那