スペシャル版バックナンバー

第7話『明治日本の産業革命遺産』初回放送:2016年6月26日(日) 21:00~22:55

 日本は幕末から明治にかけわずか60年という短い期間で西洋の近代化技術を受け入れ、産業革命を成し遂げた。それは一体どういうものだったのか? 2015年『明治日本の産業革命遺産』として世界遺産に登録されたのは軍艦島を含む合計23か所。そのすべての登録遺産を、俳優・榎木孝明と共に歴史の流れに沿ってたどり、その謎に迫る!中でも鍵となる地域(萩・長崎・北九州)を榎木が訪れ、当時の人々の近代化に賭ける思いを知る。

 最初に訪れるのは山口県萩市。市内各所の世界遺産を巡り、討幕志士の城下町と言うこれまでのイメージとは違う「近代化のはじまり」としての萩を知る。

 長崎ではイギリス商人グラバーに視点をあて、彼が幕末から明治にかけて果たした近代化の功績に迫る。

 また榎木は廃墟の島・炭鉱の島として名高い軍艦島を元住人とともに訪ね、これまでの日本、そしてこれからの日本に思いをはせる。

 さらに、北九州小倉ではこれまでほとんど取材が許可されてこなかった八幡製鉄所内の遺産を特別に見学。日本の近代化・産業革命の完成を目の当たりにする。

 「明治日本の産業革命遺産」はこれまで軍艦島ばかりが大きな注目を浴びてきたが、それだけでは決してこの世界遺産を理解することはできない。番組では全23カ所の登録資産を紹介することで、日本がいかにして近代化・産業革命を成し得てきたかを深く追及してゆく。

 また、画家でもある榎木が随所で世界遺産を描いてゆく。

スペシャル版バックナンバー

レギュラー版バックナンバー