こんにちは!金曜日担当の大場あゆみです。
先日、私が通っている着付け教室の創立50周年記念学院祭が行われました。
着付けのパフォーマンスや着物ショー、きもの歳時記、源氏物語の舞台から見る「王朝装束」の紹介などが行われ、着物の魅力がたくさん詰まった学院祭です。
(舞台上・客席の人数制限やマスクの着用など、新型コロナウイルス感染予防対策をしっかりした上で開催されています。)
私は着物ショーの「白掛下」モデルとしてステージに立ちました!
白掛下は、花嫁さんが着る白無垢(打掛け)の下に着る振袖のことです。
生地をよく見てみると、鶴が描かれています。
白無垢や結婚のお祝いになぜ鶴が使われるのかご存じですか?
「長寿の象徴」であり縁起物としてよく使われますが、鶴は同じ相手と一生を添い遂げることから「夫婦円満の象徴」でもあるのです。
模様1つにもこうして大切な思いが込められているなんて、とても素敵ですよね。
そして!
帯は華やかな薔薇の形に着付けていただきました。
白い掛下に色鮮やかな帯がとてもよく映えています!
こんなにも美しい帯結びを、魔法の様にパパパーっと仕上げてしまう着付け師の方々の腕前にはいつも驚かされてばかりです。
私もいつか見た人・着た人が笑顔になるような着付けが出来るようになりたいと、改めて感じました。
(ダンスパフォーマンスの様子。帯は薔薇と水連のグループに分かれています。)
帰り際、スタッフの方に「笑顔がとっても素敵でつい目で追っていました!」と声をかけられました。舞台に立つ沢山の白掛下モデルの中から私を見つけてくださったなんて、、、!
本当に嬉しくて心に響いたお言葉です。
出演者としても、観客としても着物の魅力をじっくりと楽しむことが出来た一日でした。