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earthwalker第九章『ヒマラヤ「氷河の一滴」を追え!』

滝川クリステルが今年も冒険ドキュメンタリーに挑戦!今回の旅はネパール、ヒマラヤ氷河からたどる「水の冒険」。
ヒマラヤ「世界の屋根」を源とする水が、5億人の生活を支えるガンジス川へと流れゆく過程をクリステルがたどる。その清らかな流れは、人間によって汚染されながらも、流域の生命を輝かせる「豊かな恵み」を与えてゆく。氷河の一滴が2600kmの旅でもたらす命の奇跡を通じて、我々が守らなければならない地球と生き物の真実を知る。

高度4000mヒマラヤの氷河

「ヒマラヤの娘」と呼ばれるガンジス川は、アジアの70%を潤し、5億人の飲み水として利用され、10億人を超えるヒンズー教徒が崇拝する。クリステルは、その大河の始まりである「氷河」を感じるため、「世界の屋根」と呼ばれるヒマラヤ山脈へ。標高4000m級の過酷な環境で大自然の洗礼を受ける。氷河は常に水をたたえ、すこしずつ溶け出すことで、年間を通じて水量をキープするという大事な役目をしていた。そこから生まれた水を辿り、クリステルは川を下る旅に出る。

氷河の一滴をおいかけて

氷河の一滴から始まるネパールのトリスリ川はガンジスの支流。クリステルは、ラフティングで川を下る。山を砕き、岩を切り裂いてできた川を下りながら、川の想像を絶する力を知る。
さらに、川の様子を確認するために、専門家と共に水質調査を敢行。川に何が起きているのか、科学的に調べていく。川の流れと水質が生態系や土地、人間の生活に大きな影響を与えていることが次第に分かってくる。
クリステルは、川こそ地球の大動脈である事に気付く。

水の悲劇を目撃

ネパールの首都カトマンズは、祭りの時期。そこで、人々と水との神聖な関係に触れる。かつては湖だったという首都カトマンズ。ヒマラヤから流れてきた水は、この地で一休みし、下流へと流れていく。しかし今、美しかったこの水が、大変なことに…川は生活用水で汚れ、むせるほどの悪臭を放っていた。上流域でこんなに汚染されてしまい、ガンジスへとつながる水はこの後どうなってしまうのか?その謎を解くため、クリステルはさらに下流域へ向かう。

ゾウから学ぶ水の大切さ

チトワン国立公園・自然保護区をゾウと歩む。水辺に生きるゾウの背中を借りて湿原に足を踏み入れたクリステルは、絶滅危惧種の野生動物たちなど、水が育む貴重な生命を目撃。そこで水を浄化しながら、豊かな水を作り上げているのは、湿原に生きる生態系そのものだった。

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