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強い地震があった夜、薬種問屋・長崎屋で、主人の久右衛門(山田良樹)が殺された。離れで帳面を見ている時に、脇の下から心臓を一突き。障子に穴が空いていたが、凶器はなかった。同心の保科源次郎(三浦浩一)は、下手人は弓を使い、矢を抜いて逃げたと見た。
銭形平次(北大路欣也)は長崎屋の内情を探った。後妻のおさわ(栗田よう子)は、久右衛門が旅行中に小田原の茶店で見初めた女。子供は娘のお直(塚田きよみ)だけと思っていたが、道楽が過ぎて八年前に勘当された息子の福太郎(中村梅雀)がいた。福太郎はよく矢場に出入りし弓がうまかった。
おさわが、久右衛門が殺された時間には、浮気相手の男と船宿にいたと告白した。
















