番組情報
情報・ドキュメンタリー

『鉄道伝説一挙放送SP』


次回の放送予定

2019年6月1日(土) 27:00~28:55



第29回「大阪万博 波動輸送~2200万人の輸送を成功させよ~」
 1970年に開催された大阪万博(EXPO’70)総入場者6421万人。東京五輪と共に高度成長のシンボルとなるメガイベントの影では、前例のない鉄道輸送に戦い続ける男たちがいた。
 東海道新幹線は当時の編成、ダイヤでは対応できない事が判明。車両編成の増加、ダイヤの増発。急行用の新形車両「12形客車」の増産も行われ準備万端かと思われた。
 しかし入場者予想が上方修正。男たちは半年間に渡る史上最大級の鉄道輸送に奮闘した。

第30回「長野電鉄2000系~革新的な狭軌用の駆動装置を開発せよ~」
 長野県に古くから親しまれている長野電鉄。観光開発にも尽力し、昭和20年代半ば頃からウィンタースポーツを楽しむ観光客が飛躍的に増加。それにともない新型車両の開発が決断された。
 開発において注目したのは、モーター、動力伝達装置。当時、欧米諸国で積極的に取り入れられていたWN駆動装置である。しかし、欧米諸国は線路の幅が広い標準軌、対して長野電鉄は日本で一般的な狭軌のため、車両機構の違いからこのままでは採用できない。狭軌における新鋭車両の開発に向け大いなる試練が始まった。

第31回「東京モノレール~近未来交通で羽田と結べ~」
 昭和39年、東京オリンピック開催に合わせて開業した東京モノレール。
 羽田空港と都心を結ぶそれは、東京オリンピックの成否をも賭ける日本の命題であった。
 当時の帝国ホテル社長・犬丸徹三のもとに、旧知の仲であるスウェーデン人、ヴェナーグレン博士から「アルヴェーグ式モノレールを日本に提案させてほしい」という内容の手紙が届く。そして、犬丸が発起人となり、日本高架電鉄を設立。アルヴェーグ式モノレールに魅せられた名鉄と日立製作所が参加し、昭和38年5月、羽田と都心を結ぶモノレールの起工式が行われた。

第32回「西武鉄道5000系その後の物語~初代レッドアロー 富山での復活~」
 昭和44年、西武鉄道は、有料の特急列車の運転を開始した。「レッドアロー」という愛称のこの5000系電車は、たちまち人気を集め、小田急、東武のロマンスカーと並ぶ関東の花形電車となった。
 その後も、時代に合わせて複数回のリニューアルを行い、20数年にわたり常に西武の看板車輛として活躍。
 そして、平成5年。後継の「ニューレッドアロー」10000系のデビューと共に、静かに引退していくものと思われていた。
 しかし、5000系レッドアローの運命は、意外な方向に転がる事となる。

番組概要
 明治に初めて開業運行され、昭和時代にピークを迎えた日本の鉄道史は、そのまま日本近代史、産業史である。また、SLに代表されるその当時の佇まいはノスタルジーの対象でもある。その百数十年の歴史、ドラマを描いていくのがこの番組「鉄道伝説」。
 鉄路に命をかけた「男」たちの伝説。時代をつくった「列車」たちの伝説。紹介するのは「人」「車両」「路線」「新技術」「トラブル」など鉄道のすべて。様々なプロジェクトや開発等を取り上げ、いかにして行われたかを検証。鉄道史の中で、ある物事は輝き、ある物事は埋もれている。そんな鉄道の伝説の数々を紹介していく。