ドキュメンタリー/教養
※毎月1回土曜日 13:00~13:55
【今回の放送日時】 2012年5月12日(土)13:00~13:55
今回の美の創造者は、江戸時代の味わい深い文様を板木を通して現代に伝える唐紙師の千田堅吉さん。江戸時代から先祖代々伝わる味わい深い文様を、板木に込めて現代に伝える、唐紙に迫る。
京都にある「唐長」の11代目当主の千田堅吉さんは、300年以上続く唐長の歴史が生んだ650ほどの板木で、日々新鮮な文様を生みだしている。普段、京都で暮らしているうえで培う感性を、いかに和紙の色に投影するか、千田さんの思いはそこにある。京都で感じる「はんなり」とはいったい何なのか。千田さんは作品を作る際、常にこの「はんなり」を表現することに注力する。京都の自然から感じる感覚的な色、そして先祖代々の文様との融合が、新たな現代アートとなり、全国の人々に受け入れられている。
赤、青、黄の三色だけで、頭に思い描く様々な色を創りだしていく千田さん。奥に潜む、深みのあるきれいな色と、みための渋さ、これが「はんなり」につながると千田さんは断言する。番組では、未来の唐紙を担う11代目の長男、長女の活動も紹介。脈々と受け継がれてきた文様に、それぞれが独自のかたちで、日々新たな命を吹き込んでいる。















