毎週月曜日 19:00~19:55
ある日、沢田小平次(真田健一郎)は、密偵の粂八(蟹江敬三)が、香具師の市兵衛(西園寺章雄)を殺そうとするのを目撃し、止めに入る。市兵衛は、呉服問屋を襲い家人を惨殺した盗賊の一味。お縄になった市兵衛は、牢で首をくくり死ぬ。沢田は、粂八の殺気が功名心とは違うとみる。
長谷川平蔵(中村吉右衛門)に問われた粂八は、市兵衛は自分が盗賊時代に惚れた女、お紋(伊藤美由紀)の敵だと話す。お紋には市兵衛がついていて、粂八は盗賊の馴馬の三蔵(金内喜久夫)に相談する。三蔵の女房、おみのの元にお紋をしばらく預けることに。だが、お紋もおみのも市兵衛と思われる男に殺された。話し終えた粂八は、三蔵と探して自分のせいでおみのが死んだことを詫びたいという。
二ヵ月後、粂八は料亭「万亀」で三蔵を見かける。三蔵は、万亀で盗みをする様子。そこへ偶然、平蔵が木村忠吾(尾美としのり)を連れてくる。盗みをしようとする三蔵を見てしまった粂八は、平蔵と目を合わせられない。そんな粂八を平蔵はいぶかしく思う。
その後、平蔵は粂八の船宿を訪ねるが留守だった。そこで、遅くまで粂八を待った平蔵は役宅に戻り、宿直の部下に「粂八が助けを求めにくるかもしれない」と準備を命じる。
そのころ、粂八は万亀の中庭に潜んでいた。三蔵を案じる気持ちと、平蔵に真実を言えなかった後悔とで、心は張り裂けそうだった。その時、三蔵が部屋から転がり出てきた。しくじったらしく、深手を負っていた。粂八は三蔵を舟にかくまうが…。
















