20年に一度行われる伊勢神宮の式年遷宮にあわせて近鉄の最新鋭特急「しまかぜ」が3月21日デビューした。
今回は大阪難波から「しまかぜ」に乗って宇治山田、鳥羽を経由し終点の賢島へ向かう。途中、大和八木では大和三山を臨み、日本初の都、藤原宮跡を訪ねる。
松阪では、江戸に多くの商人を輩出した伊勢商人ゆかりの町並みや、地元の人たちが暮らしの中で大切に守ってきた武家屋敷。そして日本三大和牛の松阪牛の深い味わいを堪能できる「和田金」で舌鼓。
宇治山田では、伊勢神宮参拝の皇族の方々にお食事を提供してきた老舗「割烹大喜」であわびバター、手こね寿司、鮫のたれを紹介。
鳥羽では、海の広さ、豊かさ、不思議さを知ることができる鳥羽水族館。御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功し、その業績をたたえた記念館や磯着を着た海女の潜水実演が見学できるミキモト真珠島を訪ねる。
賢島では、展望デッキがあるスペイン帆船型「エスペランサ」でゆったりとした時間を楽しめる賢島クルージング。
宿泊は、(英虞湾・あごわん)を臨むホテル志摩スペイン村。ここにはホテル自慢の天然温泉「ひまわりの湯」がある。また「しまかぜ」の他、アーバンライナーや伊勢志摩ライナー、ビスタEX(エックス)など多彩な近鉄特急も紹介する。