天竜浜名湖線は1987年に国鉄二俣線を引き継いだ第三セクターの路線。静岡県の掛川で東海道本線を分岐し内陸部に入り、浜名湖の北側を周って新所原で再び東海道本線と合流する、全長67.7キロの路線。
 駅や橋りょうなど36箇所が国の登録有形文化財に指定されている。昭和の鉄道遺産を巡りながら、沿線には掛川花鳥園、森の石松ゆかりの大洞院、豊岡梅林、フルーツパーク時之栖、うなぎの名店、三ヶ日みかんなどがあり見所がいっぱい。春と共に北へ帰るユリカモメが訪れる浜名湖佐久米駅も紹介する。