放送内容 ■2015年2月1日(日)19:00~20:55 放送
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古賀稔彦×吉田秀彦
逆境が生んだ金メダル
~1992.7.31~

 古賀稔彦。人よんで「平成の三四郎」。日本が生み育んできた究極の武、柔道において小柄な体躯で並みいる猛者たちを次々と投げ飛ばし天才と言われた男。
 1992年、バルセロナオリンピックでは金メダル間違いなしと言われていた。しかし、周囲の期待とは裏腹に古賀は思わぬ窮地に立たされることになる。試合のわずか10日前、練習中に大怪我をおってしまったのだ。
当時、古賀の練習相手を務めていたのは後輩であり同じく代表に選ばれていた吉田秀彦。誰のせいでもない不運なアクシデントとはいえ、吉田は自責の念に押しつぶされそうになりながら、決死の覚悟で己の戦いに臨む。結果は見事金メダル。しかも当時オリンピック史上初となる全試合で一本勝ちという快挙。彼もまた柔道に愛された天才だったのだ。試合後、吉田は唇を噛み締めるとこう言った。
「古賀先輩が絶対金を獲ってくれると思います。古賀先輩と自分で一つです。」
この言葉が古賀を奮い立たせた・・・。ただの先輩後輩ではない。若き日に出会い、同じ釜の飯を共にし、厳しい練習に耐えてきた2人の間には想像を超えた強い絆があった。バルセロナオリンピックで古賀、吉田両選手が金メダルを獲得した試合を軸にそこに至るまでのドラマを深く掘り下げていく。

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