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#31
『2020五輪再始動 ~ピンチをチャンスに、コロナ禍八カ月間の記録~』
2020年11月7日(土) 19:00~20:55

東京オリンピックへ、止まっていた彼らの時計がまた動き出す。
2020年春、コロナ騒動の中で練習の場と戦いの機会を失ったトップアスリートたち。
「アキレアの橋」がコロナ騒動前から取材をし、歩みを見つめてきた選手たちは今、“ピンチをチャンス”に変え、決して悲観することなく、前向きに戦いの準備を進めている。
東京オリンピックで人生を翻弄させられた者たち。そこにある彼らそれぞれの事情と熱情とは…。
再始動から本番の2020オリンピックへ。
これは、コロナ騒動前から彼らの日々追った、八カ月間の戦いの物語。

スポーツクライミング 楢﨑智亜

東京五輪金メダル候補、2度に渡り世界王者に輝いた24歳。
彼は、もしも選ぶ道が違っていたならば、今頃、医師として患者と向き合っていたかもしれない。今、人生の選択が間違っていなかったことを証明する舞台へと突き進む。東京オリンピックは「完璧な優勝がしたい」「金メダルは自分にしか獲れない」という確固たる自信で挑むその情熱に、野村忠宏が迫る。

BMXフリースタイル 大池水杜

欧米では人気のあるスポーツだが、日本では女子の競技登録者はわずか10人。
大池は、このマイナー競技をただひとりで切り開いて世界と対等に戦っている。自らが東京オリンピックで金メダルを獲ることで、競技発展に繋げたいと考えているのだ。 2018年にはワールドカップで日本人初の優勝を成し遂げたが、翌年以降思うような結果が残せない苦悩の日々が続いていた。コロナでオリンピックが延期した中、彼女は今、BMXとどう向き合っているのか。日本のBMXの未来のために金メダルを目指す、孤高のライダーの姿を見つめる。

スケートボード 小川希花

昨年の春、高校を卒業。大学進学はいったん棚上げし、プロとしてスケートボードの腕を磨いているが、結果はなかなか出せなかった。追い討ちをかけるように、悩まされた怪我、そしてコロナ騒動。父と約束した夢の東京オリンピックへの出場は…。
果たして、自分の選択は正しかったのか。東京オリンピックのためにスケートボード漬けの日々を覚悟した19歳の今を描く。
 

セブンズラグビー 中村知春

主将を務めた女子日本代表サクラセブンズは、リオデジャネイロオリンピックで10位と惨敗。「リオは何も残せなかった。東京では結果も文化も残したい」とリベンジを期す中村は日本に新チームを立ち上げるという大勝負に出た。だが、新チーム始動目前でのコロナ騒動。
自国開催のオリンピックを機に、女子ラグビーの価値を上げたいと考える、彼女の挑戦を追う。

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