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#11
2017年2月24日(金) 22:00~23:25

今、悩める青年がいる。山﨑晃裕(21)。槍投げで東京を狙うのか、それとも大好きな野球を続けるのか――。

夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催の決定は、多くのアスリートの運命を揺り動かした。 内村航平の様に東京五輪まで続投宣言をする選手、女子ラグビーの様に他種目から転向する選手。そして、その潮流は加速してパラリンピック競技にも及ぶ。
今、悩める青年がいる。山﨑晃裕(21)。生まれつき右手首から先を欠損していたが、少年野球に打ち込む。大学から障がい者野球を始め、世界選手権に出場し優秀選手にも選ばれた。しかし彼は今、パラ競技である槍投げ転向を迫られている。槍投げで東京を狙うのか、それとも大好きな野球を続けるのか。

陸上短距離で日本人初の決勝進出を果たした古城暁博(34)障がい者野球で日本代表だった川本翔大(20)

17歳でシドニーパラリンピックに出場し、陸上短距離で日本人初の決勝進出を果たした古城暁博(34)は、その後パラリンピックに出場せず、健常者に交じってサッカーを続けた。
山﨑と同じく障がい者野球で日本代表だった川本翔大(20)は、2020年に東京でパラリンピックの開催が決まり、その舞台に立ってみたいという新たな目標を持ち、自転車競技に転向。1年弱でリオパラリンピックに出場した。

パラリンピックに選ばれていない競技を行う、もしくは行っていた男たち葛藤決断ドキュメンタリー

2016年にかつてない注目を浴びたパラリンピックアスリートたちの裏側で、パラリンピックに選ばれていない競技を行う、もしくは行っていた男たちの葛藤と決断のドキュメンタリー。
迫りくる「選択」の時。2020東京は運命の舵をどう切らせるのか。

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