東日本大震災によって甚大な被害が出た東北の鉄道には、いまだに復旧のメドが立たない路線が数多く残され、沿線の住民は不便な生活を強いられている。
 番組では、震災2ヵ月後の去年5月から被災地で長期取材をし、全線復旧を目指す鉄道マンやそれを側面から応援しようと奮闘する鉄道写真家、そして1日も早い鉄道の復旧を願う、沿線の多くの人々を取材。彼らの思いや、復旧にたちはだかる課題にスポットを当てる。
 走っているのが当たり前の鉄道、それが止まった時、人々の暮らしはどうなるのか、被災地の鉄道に今後どんな未来が待っているのか?生活基盤としての鉄路を見つめ直す。