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第360回『唄は人生日記。』

2022年2月12日(土)23:30~24:25

所さんの旧友・なぎら健壱さんが記念アルバムをリリース。若かりし所さんの楽曲もカントリー風アレンジで収録されている。そんな懐かしい一曲を聴きながら人生を振り返る。また、石倉三郎さんや山本譲二さんとコラボした幻の名曲を紐解く。そして、そんな所さんのニューアルバムを待望するファンからあるものが届き、所さんも思わず大爆笑!それはダビングからパッケージング、販売まで全てをこなせるCD自作販売キットだった!?



最近のブーム、バインミー。
世田谷ベースの収録ではなくて「バインミー」を食べる日として集まっている!?

【唄にしたためて。】
所さんの旧友・なぎら健壱さんが、デビュー50+1執念記念盤アルバム『あれからずっと・・・』をリリース。
1曲目には所さんの歌『♪誰か僕を助けて』を収録。

アレンジも良くて素敵に歌ってくれていると感謝する所さん。
所さんが23、4歳の時にあった事を歌にしているので当時を思い出しながら振り返る。

当時は、芸能界の事も分からず、先も全く見えずで、
本気で何かを考えて・何かをやらないと、キッカケがないから常に夢中。
探り探りの毎日で今とスタンスが全く違う生活を送っていた所さん。

そんな生活を送って行くと、幼馴染・親戚一同・親と子の関係も疎遠に・・・
当時は安定していなかったので、冠婚葬祭も正月もそれどころではなかったと当時を語る所さん。

所さんのお父さんが入院している時ですら、お見舞いにも行かず。
お見舞いに行く時間はあるのに仕事に一生懸命だからと冷たい態度。
本当は“優しい人なんじゃないの?”“お見舞いに行った方が良いじゃないの?”とか、頭の中では思う。
実は探っているだけで、たいして忙しくないけど、忙しい感じを出しておかないと格好が付かない。
当時はそういう人だった所さん。父親が亡くなった時は後悔だらけだったと。。。

芸能の世界に向いて10年くらい忙しいふりをしていたら、
近所の幼馴染や学校の仲間とも会いにくくなってしまい疎遠に。そして顔を出すキッカケもなく孤独に。
今は芸能界にいるので結果やって良かったけど、
“助けてよ。俺を!”あまり疎遠にならないような事をやっておけば良かったと思って作った歌♪

当時作った歌を聞いて思い出す。当時に戻れる、歌って良いよね!
戻らない方が良いのかなと思う事もあるけど。としみじみ語る所さん。


『〜♪誰か僕を助けて♪〜』

(歌を聴き終わると)
“なんて良い歌なんでしょう。一生懸命やっていれば、それなりのモノになるのでは。
一生懸命やってダメだったとしても、一生懸命やった事が自分の人生の中に1つあったと言う事“だと「バインミー」を待ちながら語る所さんでした。


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