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第356回『若者よ、削って磨け!』

2021年12月11日(土)23:30~24:25

また世田谷ベースに新たなブーム到来!オークションで手に入れた古い傷だらけの腕時計をピカピカに磨き、リューターで削って自分だけのセクシーフォルムにカスタマイズ!?今回は実践編を公開!さあ、宝物となる一本を仕上げよう!また、仕事でレジェンド・加山雄三さんとご一緒したという所さん、感銘を受け、思わずあの名曲を…?そして、殿堂入りした北海道の美人デザイナーから久しぶりに力作が届き、『習いたい!』と所さん。



所さんの新たなブーム!
「傷だらけの時計を削って磨く。」

【Seiko5】を1,000円で購入して磨いている途中との事。
やはり1,000円だから傷がスゴい。。。
1,000円だけど、しっかり動いて日付や曜日まで分かる言い、嬉しくてたまらない所さん。

研磨布シート#300〜#3000を用意して時計を磨く。
最後はクリームで拭くとテカテカに♪
小さい傷を無くす為に、再度磨き始める所さん。
まずは350番で磨く。次は500番、1200番と約倍々で磨いていくのがコツ。

【Seiko5】を買えないわけではなく、遊び・ゲームとしてやっていると。
誰が使っていたか分からない、
そして、色々な思い出があるボロボロの傷だらけの時計がテカテカに綺麗に蘇る。
それを一度擦り取って、全部思い出も擦り取るのが面白いと。所さんは言う。

所さん曰く、自分の人件費を考えると、丸一日1,000円の【Seiko5】を磨いていると、“ロレックスのデイトナより高いよ”と(笑)

ロレックスの魅力は横から見たラインやくびれ方がセクシーだと所さん。
所さんは各種腕時計をカスタムする時はセクシーラインに仕上げる。

傷が消えたら研磨剤でピカピカに!
この作業が面白すぎて、今買おうとしているものは出来るだけ傷が付いているモノを買いたい!
出来るだけ傷が付いていて汚いモノは3,000円までなら買うと所さん。
1,000円で買ったモノをピカピカにして5,000円で売ろうかなとニヤニヤ。

続けて、フレームをリューターで削ってセクシーラインに!
もっと明るい場所でやりたいとボソボソ。
本来の作業場所でやるとこの作業は孤独過ぎるので暗いけど我慢。。。

磨いて艶が出てくると角度が違うと気付くという。艶が出るまで分からない。
繰り返し3〜4回やり直すと気に入った形に整ってくる。
7割仕上げでも十分に分かる「Sexy Line」と「Seiko Line」。
1,000円の時計が無傷の新品の時計に!
4本のカスタム時計を目の前に、大満足の所さんでした。


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