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第289回『工業高校ベース』

2019年3月5日(火) 23:00~23:55

今回は、第288回の続き。
トランザムのエンジンのヘッドを外す作業と、強力な錆取り剤を使った赤錆落としと、電気メッキ加工をお伝えしました。

まずは、電気メッキの手順をおさらい。
① 希塩酸を水で5倍に希釈
② ハンダを適量用意
③ 電池3Vを用意(1.5Vでも可)
④ メッキされる金属製品を陰極(―)付着させたい金属を陽極(+)
⑤ ①の中に④を入れて電気を流し、イオン化した金属を付着させる
⑥ 30分~1時間位は放置
⑦ 金属に付着したスズを磨く
⑧ メッキの付着がイマイチだと思ったら、もう一度同じ工程をする
※あくまでDIY的なメッキ方法です。

続いては赤錆落とし。
ネジザウルスでおなじみのエンジニア社製の錆取り剤を落としたい部分にかけて、しばらく待つ。
作業は風通しのいいところで行い、手袋を着用してください。

しかし、この2つの作業を待っていられない、せっかちな所さんは予定の1時間から大幅に切り上げ、これらをペーパーで磨くことにしましたが電気メッキのほうは“劇的ビフォーアフター”とはならず・・・。

そうこうしているうちに、ロッド・モータースの親子鷹の作業も“山場”を迎えました。ついにエンジンのヘッドが外れトランザムの燃焼室がむき出しに!後はサンダンス・柴崎さんが燃焼室を削れば完成。その完成はいつになるのでしょうか。

もはや、やっている事が工業高校的な世田谷ベースでした(笑)


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