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第203回『モデラー界の異端児のテクニック伝』

2015年8月4日(火)23:00~23:55

 最近、所さんがハマっている意外なモノの魅力を紹介。なんと、キャンディスケール!つまり飴屋さんの秤。これが飾ると実に可愛い。やはり、目の付けどころがタダ者ではない!!アメリカから届いた1940~1960年代の、今ではもう無い素敵なデザインの秤がズラリ。しかし、輸送途中のアクシデントなのか、大抵が動かない。そこで、これまで数々の時計や自転車、ぜんまい式の玩具などを直してきた天才・所さんが底力を発揮!?

 というわけで今回は「キャンディスケールの直し方」。所さんのところに届いた1962年製TOLEDO社のスケールは針が全く動かない。背面のネジを取りカバーを外してみると、あるはずの部品がなくなっていた。2台目とあって手際よく修理に取り掛かった所さん。しかし、欠損していた部品はとうとう見つからず。そこで残っていた部品ひとつを、均等に2つにカットしようと思いつき、電気メスやのこぎりでトライするが、あまりの硬さに断念。ならばと、あるものを加工して代用しようとひらめいた所さん!さすがのアイデアで、1962年製のキャンディスケールを見事蘇らせることができるのか!?


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