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第200回『あなたのアメ車V8もカリカリに!』

2014年6月9日(火)23:00~23:55

 「祝200回!ここまでこれたのも皆様のおかげ。これからもよろしくお願いたいします。」
 今回のオープニングには、所さんから「ベン・E・キング」さまへのご冥福を祈る言葉からも始まる。

 前回の「ギターなんて誰でも弾けるぞ!」講座に引き続き、今回は実践編。課題曲は「スタンド・バイ・ミー」。ギター教室でも、初めに弾かされる曲。4つのコードで弾いていくこの曲は、初心者の練習には最適な曲である。が、所さんの基本方針①「コードなんか覚えない」。4つのコードを覚えて弾くのは結構大変。そこで初心者は「E」「A」の二つだけのコードを覚えて、これを基本に弾いていく。たとえば「F」コードを弾かなくてはいけないところを、コードを覚えるのが面倒だから、EとAのコードの指の形のままスライドさせて弾くと、音程が変わるが、実際のコードと同じになる。これをマスターすると、面白い事に4つのコードも弾いている感じになる。

 さらに初心者は弦を弾く時にピックを下に向け弾くが、変な音が出てしまう。そこをしっかりと弦の上にピックを置いて弾き切るのではなく、弦をはじく感じで弾くようにする。基本方針②「巧そうに見せる」。

 さて、所さん流のギター教室はどれだけ簡単なのかと、いよいよ実戦として「音楽とは無縁の人生」を送る、総務の雄一郎氏が登場。昨日の夕方から所さんに言われ、練習をさせられてきた総務。ワンフレーズは弾けるように…?ここで練習の成果を披露するにあたり、本人から流す映像はさぞや上手い人が弾いているように見せて欲しいとリクエスト。それっぽく編集をかける。総務の演奏に合わせ所さんが歌う「スタンド・バイ・ミー」。果たして総務のその腕前は…?今回はこの後に「作曲」まで出来てしまう講座も紹介。元の曲をアレンジしながらの曲作りを披露。

 「V8」のエンジンがそんな簡単な事で調子良くなるの?っていうところを紹介。「本当は教えたくない」と言う所さん。ちょうど桜満開の頃に嫁ぎ先から戻ってきたコルネット使っての紹介。この車、所さんには思い出深く、戦車を載せて走った事や具合が悪かったという時期にも乗っていた車。ロッド・モータースにより生まれ変わった足回りで帰還。調子の良いエンジンは、アクセルを踏んだ時になかなかふかした音が上がってこない重い車よりも、エンジンをふかした時にすぐに音が上がる車の方が調子良く感じるもの。そのやり方を伝授。いったいどんな方法で良くなるのか?


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