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第197回『柑橘系皮むきとレコーディングに大忙しの日々』

2015年5月5日(火)23:00~23:55

 タイヤの空気圧を低いままにして置いておくと、経年劣化で表面にヒビが入ってしまう。ヒビが入ってしまった所さんのオートバイのタイヤに新しいタイヤをつける事となる。が、新しいタイヤは、タイヤの表面に沢山のヒゲのような突起物がついている。所さんはそのヒゲが気になるようで、ペンチで一本一本切っている。地道な地味な作業が続く。所さんいわく、メーカーさんがタイヤを出荷する時に切っておいてくれれば良いのに…と。なぜタイヤにヒゲがあるのかというと、タイヤを作る時は、型にゴムを流して作るが、空気を逃がすための穴を型に開けておくのだ。固まったタイヤには、その穴から飛び出したゴムの突起物が沢山付いてくる。見た目もカッコ悪いからカットする作業をひたすら行う所さん。こういうのはメーカーのパートさんにカットしてもらいたいとボヤク所さんであった。今回は前輪・後輪合わせて1時間以上カットに時間がかかるので、今回の放送はとっても地味な世田谷ベースとなるだろう…。オープニングでの一コマ。

 なんと所さんのこの時期の作業にかかせない事が…。それは文旦を剥くという習慣。所さんいわく、「かさぶた」をよく剥く人がいるけど、それと同じだそうだ。いくつかの房に分け、ナイフで房の芯を切り落とし、房の皮を剥ぐ。それが「かさぶた」を剥ぐのと似ているという。ちょうど飛行機が飛んで音が聞きずらくなってしまったが、房に付いた皮を剥ぐ時のその音。じわじわ剥がしている音がたまらない。今回も西根ちゃんをいじりながら、所さんが剝いてくれた文旦をスタッフにもお裾分け。見ているだけでも美味しさが伝わってくるようだ。文旦の時期の前には伊予柑やデコポンも…。伊予柑は皮が厚いからジャムにすると美味しいと絶賛。分厚い皮の内側についている白い部分。そこもナイフでこそぎ取る。皮の色が出てくる寸前までこそぐ。この作業を一箱分やるという所さん。なぜならジャムが食べたいから。さらにそれをすることにより、奥様が所さんの事を「すごい!」って驚いてくれるという。その言葉で頑張ってしまう所さんがいた。やはり家族が食べるから、選ぶのは断然無農薬!!そんな柑橘系の中でも伊予柑が一番ジャムにすると美味しいそうだ。


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