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第184回『スチームな灯&才能とはなんぞや』

2014年10月21日(火)23:00~23:55

 6年くらい前に作った歌「いい顔でつきあおう」を歌う所さん。途中からハーモニカも加えたせいで、歌って弾いて吹いて・・・と大忙しな状況に。いろんなことを一人でやるのは無理だね!と随分歌が進んだところで気がついた所さん、今回もこんなグダグダな感じで世田谷ベースがスタート!

 最近凝りまくっている“スチームパンク”。今回も「こんなところにスチーム感が・・・」を紹介。所さんが持ってきたのはスチーム感溢れる古いスタンドライト。自らを世田谷ベースの美術部長「葛飾南斎」と称する所さん、今回はこの旧式スタンドライトを修理。昔のベークライトで作られたプラグはショート寸前。危ないので新しいものにまずは交換するのだが、そこは“新しいけど古い感じのもの”を取り付けるというこだわりぶり。世田谷ベースには何でもストックがあるのだ。そして懐かしい感じのひものスイッチ。しかしこれも接続部分がベークライトだから強く引っ張ると壊れてしまうので慎重に扱わないといけない。そして電球にもこだわりのスチーム感を追求。「今はLED電球でもスチーム感たっぷりのものが案外あるんだよ!」と語る所さん、ここでふと何かを思いついた様子。探し出してきたのは古いREDDY KILOWATTの電球。おそらくきちんと点灯するものはもう世の中にほとんど残っていないだろう、という事で2014年にまだ電球がついているという事実を映像に残しておくことに。そのほのかに赤くともる灯りにしばし感慨深く酔いしれる一同なのだった。

 日々、世田谷ベースに送られてくる視聴者の皆さんから様々なモノたち。力作あり、不思議なものあり・・・今回の「世田谷通信」ではそんな皆さんの愛に溢れた逸品たちを一挙紹介!送られてきたモノたちを前に、所さんは思うのだった・・・「才能は誰もがもっているけど、続けて出来上がるまでやれる人が本当に才能ある人だ」と。とにかくやってみて、失敗してもチャレンジをやめることなく、なかなか上手くいかなくてもその過程を面白いと思えることが才能なのだと、作り手の皆さんの計り知れない”才能”に改めて感心してしまった所さんなのだった。


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