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第120回 『所「板金」確かな技術~ディープ編~』

2012年3月11日(日)23:00~23:55

 雨の日の大人の遊び、それが「ダイキャストカーの朽ち果て加工講座」。長い年月放置されて荒れ放題のヤレ感をいかに演出するか、まずは前回のおさらいを。そして今回も、所印の新たなテクニックが次々と繰り出される。所さんはエアブラシの吹き付ける角度や高さを圭さんに細かく指導し、多少の失敗もさらなる風化に変化させる高等アレンジを披露。
 仕上げに、「サビ用のペイントは不規則性が大事」と、お手本をしてみせていた所さんだが、いつの間にやら作業に没頭し、夢中で手を動かしている。時に大胆に、時に繊細に…スポンジや細い筆を駆使し、小さな車を大人2人が夢中で覗きこむ、まさに大人の休日のヒトコマ。

 続いては、“車は痛み、朽ち果て、放りっぱなし”がモットーの、『安心と信頼 確かな技術 “所”印の板金工場』見学の後編をお届けする。車のシートが破れて中の詰め物が飛び出し、鉄枠が出ているところまでダイキャストで再現する所工場長の手にかかれば、できないことなどない! 膨大すぎる実経験に裏打ちされた技術は、とんでもないリアルと遊びを1/16の世界に展開させる。

 デスクで車遊びを楽しんだ所さんと圭さんは、世田谷ベースのガレージへ。するとそこには、世界に一台、1973年製のハーレーダビッドソンが! サンダンスの力によって走るために整合性を極めて生まれ変わった、今となっては希少なAMFモデルにまたがり、所さんは世界一カッコイイと惚れ惚れ。そんなバイクを早速自慢しようとアイファイブに向かった所さんを襲った、爆笑の悲劇とは!?
 世田谷空軍基地 正式装備品では、SEAFコマーシャルライター第3弾をお届けする。


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