東京・大阪・名古屋に次いで全国で4番目の地下鉄開通となった札幌市営地下鉄。札幌の地下鉄は、それまでに開通した他の都市の地下鉄とは大きく異なり軌道にはレールがなく車両はゴムタイヤで走行する。
今では「ゆりかもめ」などにも採用されているゴムタイヤ方式を日本で最初に開発し、実用化したのは札幌の地下鉄だった。
札幌に地下鉄を誕生させた生みの親が札幌市交通局長・大刀豊。19年間交通局のトップを務めた大刀は、アイデアマンとして知られ彼の下で色々な試みが実行された。
「札幌市営地下鉄」誕生の裏に隠された伝説を紹介する。






