ディーゼルカー開発の裏側にあった知られざる伝説を紹介! 昭和30年代。まだまだ蒸気機関車が多くの国鉄路線に残り、その近代化を図ることが急務だった。そこで国鉄が作成した「動力近代化計画」に基づき、電化とディーゼル化を順次実施する事に。そこで、非電化区間の特急列車用として開発されたのがキハ80系である。そして、故障が相次ぐそれらの車両に対して、矢継ぎ早に改善策を示し、改良型となるキハ82、さらに勾配に強い車両として設計されたキハ181の3世代に渡るディーゼルカー開発の物語。