次回放送:2024年10月12日(土) 24:30~
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※10月13日(日)18:00~19:55 『鉄道伝説大賞2024』を放送!>>詳細はこちら
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第146回
京成都心乗り入れ ~全線 改軌工事せよ!~
千葉と東京の東部を結ぶ京成電鉄は、昭和35年に都営地下鉄1号線とつながり、念願だった都心への直通運転を開始した。
この日本初の郊外電車と地下鉄の相互乗り入れは、都市部の混雑緩和を促すために、運輸省が出した苦肉の策によって誕生した。
幾度となく都心乗り入れを断念してきた京成にとって、願ってもない提案だったが、それを実現するためには線路の幅をすべて変えるという、容易には受け入れがたい選択を迫られた。
改軌するということは、レールの幅を広げるだけでなく、165両全ての台車を変えなければならない。
膨大なコストと労力、工事による利用客への影響など、改軌をすることによる負担の大きさは計り知れない。
しかし、京成はそれらすべてを受け入れて、都心へ乗り入れることを決断した。
こうして、一日も運休することなく全線82.5kmを改軌するという、前代未聞の挑戦が始まった。
この日本初の郊外電車と地下鉄の相互乗り入れは、都市部の混雑緩和を促すために、運輸省が出した苦肉の策によって誕生した。
幾度となく都心乗り入れを断念してきた京成にとって、願ってもない提案だったが、それを実現するためには線路の幅をすべて変えるという、容易には受け入れがたい選択を迫られた。
改軌するということは、レールの幅を広げるだけでなく、165両全ての台車を変えなければならない。
膨大なコストと労力、工事による利用客への影響など、改軌をすることによる負担の大きさは計り知れない。
しかし、京成はそれらすべてを受け入れて、都心へ乗り入れることを決断した。
こうして、一日も運休することなく全線82.5kmを改軌するという、前代未聞の挑戦が始まった。
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