時代劇『三屋清左衛門残日録』

藤沢周平の傑作長篇小説を原作に、老境の人間模様を温かな視点で描くオリジナル時代劇シリーズ『三屋清左衛門残日録』。今回の第6作は、藤沢周平による傑作短篇「闇の顔」(新潮文庫『時雨のあと』所収)/「桃の木の下で」(新潮文庫『神隠し』所収)と『三屋清左衛門残日録』の世界を融合させた作品。己の矜持をかけて正義を貫いた者に訪れる悲劇、そしてその悲劇を目の当たりにした清左衛門が、葛藤しながらも事件解決に挑む姿を描く。
2016年の第1作から6作にわたり主人公の三屋清左衛門を演じるのは北大路欣也。清左衛門を支える心優しい息子の妻には優香、清左衛門を慕う小料理屋「涌井」の女将には麻生祐未、そして、気の置けない親友には伊東四朗とお馴染みのキャスト陣に加え、小野寺昭、伊吹吾郎などベテラン俳優がわきを固め、いぶし銀の演技がドラマの感動を一層深めている。
©時代劇専門チャンネル/J:COM/時代劇パートナーズ 藤沢周平®