捜査資料管理室(仮)とは…
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた、警視庁の中期5か年計画“MPDアクションプラン2020”の第二弾として新稼働予定の「警視庁捜査資料管理センター」の設立準備室である。
警視庁勝どき署管内の、資料室の一角に仮設置されたもので、組織上6人が所属する。しかし、室長を含む5人は他部署との兼務であり、専属で常駐するのは次長の明石幸男技術専門官ただ一人である。
捜査資料管理室(仮)見取り図
資料検索用パソコン
警視庁内のイントラにつながっており、メールのほか、過去の事件のインデックスや、内線番号、職員名簿などが閲覧できる。
ピーちゃん
ある事件で生活安全部生活環境課(生きもの係)が預かった証拠品。事件の捜査自体は終了したが、事件後、一時的に飼い主が飼うことができなくなったため、飼える環境が整うまで総務課が面倒を看ることになったもの。正式名はコザクラインコ。
明石版アームチェア・ディテクティブ
安楽椅子ならぬ空の椅子を使って事件を推理していく方法。空の椅子に相手が居るものとして話しかけたり、逆にその椅子に座って相手になったつもりで自分に話しかけたりすることで、それぞれの頭の中、胸の内を想像して、事件関係者の深層心理を探っていく…らしい。
タコ足配線
これが原因で…事件が!!
明石自前の家電グッズ①
地下資料室での籠り作業の環境を良くするために、電子レンジ、コーヒーメーカーなど、少しずつ自前で揃えてきた。
明石自前の家電グッズ②
地下資料室での籠り作業の環境を良くするために、電子レンジ、コーヒーメーカーなど、少しずつ自前で揃えてきた。
クッション
並んでいないと気になるクッション。
マグカップ
このマグカップは!?
対局タイマー
切り替え押しボタン式対局タイマー。独りで作業する業務に就くにあたり、自らの時間管理のために持ち込んだもの。チェスや将棋などの対局用の押しボタン式タイマーで、業務から私用、使用から業務に切り替わるたびにボタンを押し、8時間勤務、内1時間の休憩を厳密に守っている。それぞれ残り時間が表示されている。
卓球のラケット
明石は、卓球のラケットを常にカバンに入れて持ち歩いている。卓球部の恩師の「悩んだら頭を空っぽにしてラケットを振れ!」という教えを今も守っているため。独りのときはともかく、周りに人がいても突然始めることがあり、よくドン引きされている。