夫婦とは何か―
離婚の危機を通してお互いの痛みに気づいていく
2組の夫婦の“再生”を描くヒーリング・ラブストーリー

　青春時代に出会い、熱愛を経て結婚した30代の夫婦と、見合いで出会い、互いに合わせ尽くしてきた40代の夫婦。傍から見れば理想的に見える2組の夫婦の、裏切りの発覚から始まる“夫婦の亀裂と再生”を描いたヒーリング・ラブストーリー。不倫を描いたドラマは多々あるが、本作は“不倫の終結”から物語が始まる、これまでにない切り口が話題に。不倫そのものよりも、それによって互いに与えた傷やそれまで気づかなかった相手の痛みを知り、癒し合っていく過程を繊細かつリアルに描き出し、“ウェルメイドドラマ”と高く評価された秀作だ。
　2組の主人公カップルには、『シンドローム』や『朱蒙〔チュモン〕』などで明るく気丈なヒロインを多く演じてきたハン・ヘジンと、『馬医』『神々の晩餐』などヒロインを支える役どころで人気のイ・サンウ、映画界で活躍し、最近では『ラブ・アゲイン症候群』で大人の愛を演じたキム・ジス、そして、『トンイ』『大風水』でカリスマ溢れる存在感を放ったチ・ジニという、安定した演技力を持つ俳優陣が扮し、スリリングで複雑な結婚生活の機微を細やかに表現。「魔女の恋愛」「キルミー・ヒールミー」そして、「彼女は綺麗だった」でも人気急上昇、ネクストブレイク候補No.1のパク・ソジュンも出演。『私たち結婚できるかな？』の脚本家ハ・ミョンヒによる名セリフの数々も印象的で、「愛と人生の洞察録」と評されたほど。温かな家族ドラマとしての魅力ももちながら、ミステリアスなストーリー展開やスタイリッシュな演出も斬新。

「夫婦や結婚というものについて、もう一度考えることができる作品だと思う」(主演ハン・ヘジン)