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#01
『体操・白井健三』
2016年4月29日(金) 22:00～23:25

密着1031日間！！友と努力と体操と、誰も知らない白井健三の姿がここにある。
リオ五輪をめざす日々を克明に描き出す！

リオ五輪で金メダルが有力視されている体操・白井健三。「天才」と称される彼だが、その呼び名は真実を伝えていない。
この物語は白井健三の競技者としての成長と、少年から大人になっていく成長の過程を、長期密着した映像で綴る。

わずか17歳で獲得した世界選手権金メダル。
しかし転機が訪れる―――。

2013年、わずか17歳で獲得した世界選手権金メダル。巷では健三ブームが巻き起こり、メディアは「ひねり王子」と称賛した。正に時の人となった健三だが本人は「大した選手ではない」「有名なんかじゃない」そんな思いだった。そして「五輪は夢。全然イメージ出来ないです」と語っていた健三。しかし転機が訪れる。
高校3年生の2014年世界選手権。金メダルこそ逃したが堂々2位、二年連続の表彰台に立つ。しかしこの時を境に、健三の体操に対する姿勢が変わっていった。
さらに難度の高い技に挑み、進学の決まっていた日本体育大学に出稽古に向かう。

以前は「夢」と語っていた五輪が今は確固たる「目標」となっている。

そして大学入学後は誰よりも遅くまで体育館に残り、黙々と練習する姿があった。健三は言う。「順位ではない。それが原因ではない」と。そこにはどうしても許せない自分の存在があった。
そして大学で出会った仲間たち。日本最高峰に位置する日体大体操競技部。高いレベルで争う仲間たちと出会い、健三は共に戦う喜びを知った。
リオ五輪イヤーの今年、以前は「夢」と語っていた五輪が今は確固たる「目標」となっている。五輪と言う新たな扉を開けようとしている白井健三の成長を綴る。