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 旭川(東旭川)から網走までを結ぶ石北本線の後編はスイッチバック駅の遠軽から出発進行。生田原では世界40カ国から集めた木のおもちゃと影絵の巨匠藤城清治の作品を展示した「ちゃちゃワールド」を紹介。
 そして、北海道開拓史の悲劇の舞台となった常紋トンネルを通って留辺蕊(るべしべ)へ。ここは北海道屈指の温泉、温根湯温泉の玄関口。温根湯温泉では蟹の王様タラバの豪快な料理を紹介。
 北見駅の手前には、およそ2000メートルの地下トンネルが?勿論、市街地の踏切解消のためだと思うが、1時間におよそ2本の列車本数で地下化する必要があったのかと思う。それはさて置き、北見からこの地方の夏の風物詩SLオホーツク号が、流氷の町網走を経由して、知床斜里まで運転されている。オホーツク海に沿って走るSLの姿は、旅情をかりたてる。
 この他、網走では博物館網走監獄や、クジラやイルカに出会えるネイチャー・クルーズを紹介する。