群馬県の高崎駅から新潟県の宮内駅を結ぶ上越線。県境の長大なトンネルは地下深くに駅があり、また文豪、川端康成が「雪国」の冒頭で描いた場所でもある。高崎からは様々な臨時列車が発車しており、中でもSL D51やC61は鉄道ファンの注目の的だ。雄大な自然に佇む秘湯、そしてのどかな米所が広がる沿線の旅を紹介する。