韓国ドラマ『スキャンダル』

毎週木曜 17:00~19:00放送

cast キャスト

ハ・ウンジュン チャン・ウンジュン ウ・アミ ハ・ミョングン チャン・テハ ユン・ファヨン チャン・ジュハ コ・ジュラン カン・ジュピル チョ・ジヌン ハ・スヨン シン・ガンホ チョ・チグク コン・ギチャン ハ・ウンジュン 少年時代
ハ・ウンジュン

ハ・ウンジュン(チャン・ウンジュン)

鐘路警察署の熱血刑事。署内に何日も泊まり込むことは日常茶飯事、不審を感じたことは粘り強く捜査する根っからの刑事気質。警察大出身で同期のエースだが、不正を嫌い、融通が利かないため上層部とぶつかりがち。無愛想で人使いが荒い一方、安月給を人のために使いきってしまうなど情にあつく、弱い者を放っておけない心優しい男。父と妹の三人暮らしで、こと妹に対しては口うるさく、スカートの丈にもダメ出しをするほどだが、いつも家族を思っている。実は5歳の時に誘拐されたテハ建設会長テハの息子チャン・ウンジュンで、誘拐犯であるミョングンを父と信じて育った。ミョングンが時折見せるよそよそしさに傷つきながらも、父を愛してやまない。テハ建設の社員の死亡事故を捜査する中、被害者の家族であるアミを支えるようになる。


キム・ジェウォン

1981年2月18日生まれ。
01年にシチュエーションコメディ「ハニーハニー」でデビューし、翌年の「ロマンス」で女性教師と恋に落ちる高校生を演じ、大ブレイク。爽やかなルックスと母性本能をくすぐる笑顔で〈キラースマイル〉という愛称を得、若手のトップスターに。ソフトで誠実な印象から高い好感度で支持されている。兵役後は、「私の心が聞こえる?」で聴覚障害を持つ主人公を好演し、演技力が高く評価されると同時に、俳優として第2の全盛期ともいえる新たな人気を手にした。「家族の温かさを伝え、社会によい影響を与えられる作品に出たい」というポリシーを持ち、多くの秀作を生み出している。


チャン・ウンジュン

チャン・ウンジュン(クム・マンボク)

テハ建設の会長の父と、天下弁護士事務所の代表である母を持つ。母ファヨンの事務所に勤めるスター弁護士で、テハ建設の顧問を担当。幼い頃の記憶を失い児童養護施設で育ったが、誘拐された息子を捜していたファヨンに引き取られ、自分が彼女の息子であると信じて育つ。恵まれた環境で、〈良くできた息子〉だが、その裏には、常にどこか冷たい母に対する不安と、息子として認められたいという必死の思いがある。物腰が柔らかく、穏やかで品性があるが、本心はなかなか見せないタイプ。ある日、自分が“身代わり”の息子であることを知り、本当の息子であるハ・ウンジュンを敵視するように。さらに、自分の居場所を守るため、驚くほど冷酷な人間に変わっていく。


キ・テヨン

1978年12月9日生まれ。
モデルとして芸能界入りし、97年のドラマ「新世代報告書-大人たちは知らない」で俳優デビュー。長い下積み時代を経て、07年の「白い巨塔」で演じた若い医師役で注目されるように。翌年の「母さんに角が生えた」や「テロワール」で主演級のキャラクターに抜擢され、以降、話題作やヒット作に続々出演。09年には「恋人づくり~Seeking Love~」で初主演を果たし、共演したユジンとプライベートでも結婚するに至った。正統派の美男俳優で、知的な印象から、エリートや冷酷なキャラクターが多い。


ウ・アミ

ウ・アミ

7回連続で試験に落ちながら、めげずに検察事務官を目指す明るい女性。テハ建設に勤める夫ギチャンが結婚式当日に墜落事故で死亡し絶望に暮れるが、自殺で片付けられたうえ、収賄の濡れ衣を着せられたため、ギチャンの名誉を取り戻そうと決意。ギチャンの死の真相の解明に乗り出すが、逆にテハに狙われ、ミョングン一家の世話になることに。はじめはハ・ウンジュンに悪印象を抱いていたが、その優しさに触れ、明るさを取り戻していく。偶然ミョングンがウンジュンを誘拐した犯人であることを知り、互いに思い合う父子の関係が壊れてしまわないよう気遣う。ギチャンを死に追いやったテハ建設施工のゼウスマンション手抜き工事の事実を明かすため、告訴を準備する中で、ハ・ウンジュンに惹かれるようになる。


チョ・ユニ

1982年10月13日生まれ。
高校時代にスカウトされ、モデルとして芸能界入り。02年の青春ドラマ「オレンジ」で女優デビュー。ヒロインを演じた10年のドラマ「黄金の魚」でMBC演技大賞新人賞を受賞し、注目されるように。11年の「私に嘘をついてみて」では、カン・ジファン演じる主人公の元恋人役を演じた。12年の大ヒット作「棚ぼたのあなた」ではキム・ナムジュ演じるヒロインの義妹イスク役を好演、ロングヘアをばっさり切ったイメージチェンジも功を奏して、人気も上昇。高い評価を得た「ナイン~9回の時間旅行~」でも四次元キャラのヒロインを生き生きと演じ、女優として開花している。


ハ・ミョングン

ハ・ミョングン

テハ建設の下請け建設会社・カント産業の現場責任者。1988年のビル崩壊事故で息子を亡くし、見殺しにしたテハの息子ウンジュンを誘拐。以来、刑事を辞職し、建設現場を転々としながら、ウンジュンとスヨンを育ててきた。けなげに自分を慕い、息子を亡くした悲しみを埋めてくれたウンジュンに愛情が生まれるが、罪悪感からそれを表すことができない。同じ過ちが繰り返されることのないよう、テハ建設の手抜き工事や不正の証拠資料を密かに集めている。ひょんなことからファヨンと出会い、彼女が息子をさらわれた悲しみに苦しんでいることを知り、申し訳なさに心が揺さぶられる。テハの周辺を調べ始めたウンジュンが傷つくことを恐れ、その捜査を食い止めようとする。不器用だが心温く、義理堅い男。


チョ・ジェヒョン

1965年6月30日生まれ。
大学で演劇を学んだ後、89年にKBS公採タレントとしてデビュー。血の繋がらない子供たちを思う元チンピラを熱演した「ピアノ」や、荒々しいヤクザを演じ強いインパクトを残した映画『悪い男』など、圧倒的存在感と演技力で知られる名優。『悪い男』をはじめ、キム・ギドク監督作品に多く出演する他、舞台俳優としても活発に活動。11年の「階伯[ケベク]」以降は、コンスタントにドラマに出演。主演、助演問わず、深みのある印象的なキャラクターを生み出し、作品に重みを加えている。


チャン・テハ

チャン・テハ

財界ランク3位のテハグループ会長。妻の父の会社・天下建設を奪い、テハ建設として発展させ、製造や流通、金融にまで事業拡大した大物だが、1988年の施工ビル崩壊事故をテロ被害に仕立てあげるなど、その裏では手抜き工事や収賄といった悪事の限りを尽くしている。拝金主義者で、金で解決できない人間は消してしまうという冷酷非道な男。息子を大統領にすることで陰の権力を得ることを夢見ており、ウンジュンを溺愛する。女遊びが激しく、女優のジュランを愛人にする一方、孤児でヤクザ者だった出自にコンプレックスを抱いており、思いどおりにならない妻ファヨンに対し、愛憎が入り交じった複雑な思いを抱いている。


パク・サンミン

1970年10月19日生まれ。
大学時代に、映画『将軍の息子』のオーディションで主人公を射止め、俳優デビュー。各映画祭で新人賞を受賞し、一躍人気スターとなる。ペ・ヨンジュン主演の「若者のひなた」に出演するなど、青春スターとして活躍するが、06年の「愛しのおバカちゃん」で芸能事務所の代表役を演じて以降は落ち着いたエリートのキャラクターも演じるなど、幅を広げる。10年の大ヒット作「ジャイアント」ではカリスマ性溢れる演技で強い印象を残し、同じスタッフが手掛ける「お金の化身」でも強烈な悪役を熱演した。


ユン・ファヨン

ユン・ファヨン

法務法人「天下弁護士事務所」を立ち上げた代表弁護士。政略結婚によりテハと結婚したが、父が興した天下建設を奪い、テハ建設と名称も変えてしまった夫に憎しみを抱いている。唯一の支えであった息子ウンジュンが誘拐され心を壊すが、夫の愛人ジュランの子に跡継ぎの座を奪われまいと、偽のウンジュンを家に連れてきた。二十数年間、育てるなかでウンジュンに親の情を抱くようになるが、実の子への思慕は断てず、密かに捜し続けている。常に冷静で、人に優しさを表すのが得意でない。生まれもっての品があり、人を寄せ付けない雰囲気を持っている。不眠と潔癖症で心療内科に通い、同じ病院に通うミョングンに自分と似た心の傷を感じ、親しくなる。


シン・ウンギョン

1973年2月15日生まれ。
中学生の時にプロデューサーの目に留まり、KBS特別採用としてドラマデビュー。子役として活躍後、94年の「総合病院」で外科医役を演じ子役のイメージを脱皮、一躍人気を集める。97年の『娼』で青龍映画賞主演女優賞を受賞、01年の『花嫁はギャングスター』が大ヒットするなど、映画界でも活躍。結婚、出産、離婚を経て、07年の「不良カップル」でドラマ復帰。以降、「母さんに角が生えた」「白い嘘」「欲望の炎」などヒット作に続々出演。


チャン・ジュハ

チャン・ジュハ

テハと愛人ジュランの娘で、ウンジュンとは腹違いの姉。有能で父の信頼もあつく、テハ建設戦略企画本部長、ホテル・テハ専務理事、テハグループ総括常務という肩書きを兼任している。母譲りの美貌を誇るが、後継者になるため男のように育てられ、性格も父に似て怖い者知らず。無知な母を見るたび情けなく思い、戸籍上の母であるファヨンになつく。ジヌンとの婚約を避けるべくハ・ウンジュンと契約交際することになり、実の弟とは知らず惹かれていく。


キム・ギュリ(キム・ミンソン)

1979年8月16日生まれ。
高校生だった97年にスカウトされ、雑誌モデルとして活動を開始。99年のドラマ「学校」で女優デビュー。同年の映画『少女たちの遺言』で各映画祭の新人賞を受賞し、一躍注目を集める。02年の大ヒットドラマ「ガラスの靴」では強烈な悪女を熱演。以降、ドラマと映画の双方で活躍する。さらに、08年の映画『美人図』で官能的なラブシーンを演じ、新境地を開いた。09年にキム・ミンソンからキム・ギュリに改名。


コ・ジュラン

コ・ジュラン(コ・ソクボン)

テハの愛人で、元女優。無知で品がなく、思いつきで行動しては墓穴を掘っている。欲深く、正妻の座を奪おうと、たびたびファヨンを陥れようとする。一方で、テハを一途に愛し、その愛を求める純粋な面も。知ったかぶりで難しい言葉を使おうとするが、言い間違って周囲から呆れられている。ファヨンが連れてきた息子は偽者であることを知っており、娘のジュハをテハグループの後継者にするための切り札として握っている。


キム・ヘリ

1969年12月23日生まれ。
88年、ミスコリアで2位に輝き、芸能界入り。MCとして活躍した後、女優の道へ。「シンドン」では元の奇皇后役、「風の国」では高句麗のユリ王の第2王后役など、多くの時代劇で后の役を演じている。


カン・ジュピル

カン・ジュピル

テハグループ広報企画担当、専務理事。三流誌の記者だった頃にビル崩壊事故を取材し、テハ建設の手抜き工事の証拠を掴むが、記事にする前にテハにより買収され、現在に至る。かつては記者魂に燃えていたが、権力の圧力と従来の日和見主義な性格から、テハの子分的存在になりさがっている。口ばかりで決断力がなく、人の顔色ばかりうかがっている情けない男。


チェ・チョルホ(チョロ)

1970年3月2日生まれ。
90年に舞台俳優として演技活動をスタート。01年の映画『サマータイム』でヒロインの夫役を熱演し、注目されるように。09年の大ヒットコメディ「僕の妻はスーパーウーマン」で大ブレイク。12年の話題作「ラブ・アゲイン症候群」では主人公カップルの同級生で雑誌編集長のテジン役を演じ、好評を得た。


チョ・ジヌン

チョ・ジヌン

国土交通部長官の息子で、ジュハの婚約者。大学時代にジュハの家庭教師をしていたが、その頃はあか抜けず、ジュハの顔をまともに見ることもできなかった。留学を経て、男らしい姿に変貌してジュハの前に現れる。テハ建設の理事を任され、ジュハを支える。父の権力を利用して、利益を得ようとする計算高さもある。


パク・ジョンチョル

1976年11月5日生まれ。
97年にKBS第3期スーパータレントに合格し、99年のドラマ「もう好きにして」で俳優デビュー。01年の「ホテリアー」でソン・ヘギョ演じるヒロインに想いを寄せるホテル御曹司を演じ、日本でも知られるように。兵役を経て、06年の「ブルーフィッシュ」で復帰。その後も「銭の戦争 オリジナル」や「善徳女王」など話題作に出演。


ハ・スヨン

ハ・スヨン

ミョングンの娘。父と兄ウンジュンの愛情を一身に受けて育ち、明るく物怖じしない性格に。在学中に司法試験で合格するほど成績優秀で、韓国で3本の指に入るローファーム「天下弁護士事務所」に就職した。父と兄に迷惑をかけた分、早く助けたくて給与のいい職場を選ぶなど、現実的でしっかりした面がある。裏表がなく、言いたいことははっきり言うタイプ。


ハングル

1992年5月29日生まれ。
小学生の時に家族でアメリカに移住し、その後中国に留学し演劇学校で学ぶ。08年に韓国に帰国後、モデルとして活動し、11年にソロ歌手としてデビュー。同年、ドラマ「美少女キラーK」で女優デビューを果たす。翌年、「私たち結婚できるかな」でメインキャラクターを好演し、14年には同じ脚本家の「温かい一言」にも出演。


シン・ガンホ

シン・ガンホ

テハのボディガード兼秘書兼運転手。裏社会にいた自分を救ってくれたテハに恩義があり、テハのためなら命も捨てられるほど忠誠を尽くしている。テハの命令は絶対で、テハの悪事の実行部隊でもある。


チョ・ハンチョル

1973年5月13日生まれ。
98年、舞台「ワンルーム」で演技活動をスタート。演劇俳優として活動する一方で、多くの映画に端役として出演。12年の「大風水」でドラマ本格出演。翌年の「優雅な女~スキャンダルな家族~」ではヒロインの弟で三流記者サンボム役でコミカルな演技を披露し、印象を残した。


チョ・チグク

チョ・チグク

国土交通部長官。1988年のビル崩壊事故時は、ソウル市庁建築課課長(住宅課局長)で、テハ建設から賄賂を受け取り、出世。清廉な実務型官僚という世間の評判とは異なり、裏ではテハと癒着し、私財を肥やしている。息子のジヌンとテハの娘ジュハとの政略結婚を推し進める。


アン・ソックァン

1959年11月1日生まれ。
87年、劇団ヨヌの舞台で俳優の道へ。「花より男子」で演じた家族思いのヒロインの父親役や「屋根部屋のプリンス」で演じた欲深な専務など、数多くの作品で悪役から善人の役まで幅広いキャラクターを自在に演じ、物語にスパイスを加えている名脇役。


コン・ギチャン

コン・ギチャン

テハ建設の社員で、アミの夫。下請け会社のミョングンと親しい仲で、彼から現場を担当していたゼウスマンションが手抜き工事を行っていることを聞き、会長のテハに工事の中断を直談判する。そのためテハに目を付けられ、命を落とす。


ヤン・ジヌ

1979年9月3日生まれ。
02年、ドラマ「大望」で俳優デビュー。札幌大学に交換留学の経験があり、日本のドラマ「ヤ・ク・ソ・ク」に南野陽子演じるヒロインと恋に落ちる年下の韓国人男性役で抜擢され、日本でも人気を得た。端正なルックスで柔らかなイメージから、御曹司や優しい息子役を多く演じている。


ハ・ウンジュン 少年時代

ハ・ウンジュン 少年時代


チョン・ユンソク

2003年4月30日生まれ。
07年、大ヒットドラマ「朱蒙[チュモン]」で主人公チュモンの息子ユリの幼少時代を演じ、デビュー。その愛らしさから注目を浴び、翌年の「王と私」では燕山君の、09年の「善徳女王」ではキム・チュンチュの幼少時代を演じるなど、重要キャラクターの子役として話題作に続々出演。