番組情報
ミニ番組

『仲道郁代 ロマンティックなピアノ』


次回の放送予定

2018年1月28日(日) 13:30~13:55



 作曲家は、生きることへのひたむきな思いをピアノの音に託してきた。この番組では、そんな作曲家たちに思いをはせ、紐解き、演奏の秘密を解き明かす。

【紹介曲:ショパン ピアノ協奏曲第1番 第2楽章】
ショパンが生まれたポーランドは、当時他国に占領され地図上にはなかった。そんな境遇で育ったショパンが生前、祖国で最後に行われた演奏会で演奏したのが、この曲だった。その時、ショパンはどんな思いだったのか?

【紹介曲:シューマン トロイメライ】
その昔、すべての音程には意味があると言われていた。この曲は4度の音程から始まるが、その音の意味は“天”や“天使”。さらに、この曲で多用されている“憧れ”を表す6度の音程。その音に託したシューマンの思いとは?

【紹介曲:リスト メフィスト・ワルツ】
技巧により曲に華やかな印象を与えるリスト。彼の曲で悪魔のワルツと呼ばれているメフィストワルツ。バイオリンを持った悪魔がワルツを奏でると、周り人々が魔法にかかる。今回は仲道が、その技巧の秘密を教える。

【紹介曲:ショパン ノクターン20番 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ】
ピアノは“鍵盤打楽器”と言われており、打弦するといずれ音が消えてしまう。ショパンは、そんな儚いピアノの音の特性を愛し、作曲を続けた。彼の作品のほとんどが、ピアノの曲で、その儚い美しさが、作品の世界を作っていると言われている。

【紹介曲:シューマン 幻想曲】
昔、学校で授業の前に聞いた修礼を表す合図。この時、着席の和音がズレたら・・・。
今回紹介するシューマンの幻想曲は、修礼に使われるハーモニーに落ち着きたいのに第1楽章の最後まで使われていないため、身をよじるような音階となっている。その理由はシューマンが長い間、恋人・クララに会えない苦しい青春時代に作られたためと言われている。

【紹介曲:ブラームス 間奏曲118-2】
この曲は、ブラームスが亡くなる5年前に作られた。彼は自分の師、シューマンの妻・クララに終生、恋をしていた。シューマンは若くして亡くなり未亡人となったクララは、ブラームスを支えるとともに、インスピレーションの源になっていた。晩年のブラームスは自分の人生を振り返りながら、どんな思いでこの曲を作ったのか。


出演者・スタッフ
【出演】
仲道郁代

番組概要
作曲家は、生きることへのひたむきな思いをピアノの音に託してきた。この番組では、そんな作曲家たちに思いをはせ、紐解き、演奏の秘密を解き明かす。