南海電鉄は営業キロ数154キロ。路線は南海線と高野線の二つに大別される。南海線はなんばから和歌山市を結ぶ路線。沿線には、海の神様をまつる住吉大社や刃物の町・堺などがある。泉佐野で空港特急のラピートは関西空港へ、特急サザンは和歌山へ向かう。和歌山では、ねこの駅長で全国に知られた和歌山電鉄の「たま駅長」を紹介。高野線は、なんばから空海が開いた高野山を結んでおり、山岳路線のような急こう配を登る。南海は仏教への聖域を身近で気軽な旅へと誘ってくれる。