＜時代劇＞『銭形平次 第3シリーズ』

　腕利きの岡っ引き・小市（高津住男）は、捕物で足を痛めて十手を返上した。若い女房・お紺（友里千賀子）も貰った。その小市が命を狙われた。まず昼食に毒が盛られ、続いて夜の道でヤクザ風の男に襲われた。二度とも運良く難を逃れたものの、事は重大だ。
　岡っ引きは腕が良ければ、それだけ悪党一味の恨みも買う。小市を守るために、八五郎（三波豊和）と清吉（山西道広）が長屋を見張るが、わずかな隙に放火された。幸いすぐ消し止めたうえ、銭形平次（北大路欣也）が下手人の長松（水島敏）を捕まえたが、長松のところには「火をつければ小市は逃げられない」との投げ文があった。事件は奥深い。

　1966年から1984年まで放送され、888回というテレビドラマ最長記録を打ち立てた故・大川橋蔵主演の「銭形平次」。その7年後の1991年から始まった北大路欣也版の「銭形平次」が登場！
　神田明神下で岡っ引きの名親分・銭形平次。その粋でいなせな人柄と有名な投げ銭シーンのカッコ良さで、今でも多くのファンを魅了してやまない人気時代劇。第2シリーズに引き続き、第3シリーズを放送！江戸を舞台に活躍する平次と、「親分てェへんだ～」のセリフでこのシリーズにはかかせない下っ引きの八五郎、良妻のかがみである平次の女房・お静など、個性豊かなキャラクターが物語を盛り上げる！