『絶景　日本の橋』

今回紹介するのは…玉手橋(たまてばし)。
大阪・柏原市と藤井寺市との間を流れる石川に架かっているのが玉手橋。
昭和3年ごろに完成。
長さ151メートル、歩行者と自転車専用の橋。
歩道はアスファルトで頑丈に舗装されているんですが、橋桁をワイヤーでつるれっきとしたつり橋なんです。
よく見てみると塔の上にはランプが取り付けられていたり、柱にはレンガを模した装飾が、これにはある秘密が…
そんな橋の歴史を紐解きながら、玉手橋の魅力を余すことなくお届けします。

歴史を未来につないできた橋を巡る物語。この番組では、日本各地にある「橋」を、そこに架けられた経緯や歴史を紐解きながら「橋」に込められた様々な工夫や建造技術を紹介するとともに、その美しさを余すことなくお届けします。「橋」は、古くから人々の暮らしと密接に関わってきた建造物。日本国内には約73万もの橋があります。そして、実にたくさんの用途があります。人が渡るための橋、車と電車が渡る橋、川の上はもちろん、海の上を渡る橋、深い峡谷を結ぶ橋、水道橋など…また「橋」の構造にも、実にいろいろな種類があります。桁橋、トラス橋、アーチ橋、ラーメン橋、斜張橋、つり橋…。普段、私たちが何げなく渡り、利用している「橋」を知ることは、日常の風景に新しい価値を発見することにつながるかもしれません。