『絶景　日本の橋』

今回紹介するのは…萬代橋（ばんだいばし）。
この橋があるのは、新潟市の中心街。日本一長い信濃川の河口付近に架けられています。307ｍほどの長さがある鉄筋コンクリート製のアーチ橋です。橋の外壁に9000個もの御影石を張ることで、石積みの橋の風合いを出しています。そんな萬代橋は、現在3代目で、街のシンボルとして長く親しまれてきました。萬代橋という名前には、ある願いが込められているんです。そんな橋の歴史を紐解きながら、萬代橋の魅力を余すことなくお届けします。

歴史を未来につないできた橋を巡る物語。この番組では、日本各地にある「橋」を、そこに架けられた経緯や歴史を紐解きながら「橋」に込められた様々な工夫や建造技術を紹介すると共に、その美しさを余すことなくお届けします。「橋」は、古くから人々の暮らしと密接に関わってきた建造物。日本国内には約73万もの橋があります。そして、実にたくさんの用途があります。人が渡るための橋、車と電車が渡る橋、川の上はもちろん、海の上を渡る橋、深い峡谷を結ぶ橋、水道橋など…また「橋」の構造にも、実にいろいろな種類があります。桁橋、トラス橋、アーチ橋、ラーメン橋、斜張橋、吊り橋…。普段、私たちが何気なく渡り、利用している「橋」を知ることは、日常の風景に新しい価値を発見することにつながるかもしれません。