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2026年1月10日(土) 08:30~09:30

<時代劇名作選>『座頭市物語』

次回の放送予定

2026年1月10日(土) 08:30~09:30
第4話「縛られ観音ゆきずり旅」

毎週(土) 07:30~09:30

利根川べりを旅していた市(勝新太郎)は、道端の観音さまを荒縄で縛っている女と出会った。
その女・お駒(太地喜和子)は別れた子を探して旅をしているのだが、この縛られ観音を縛って願をかければ、必ず叶うと聞いてやってきたのだという。
二人はやがて宿場町にたどり着いた。この宿場では近くのお地蔵様の境内に立つ高市に賭場を開くことが認められていて、助川(小田部通麿)一家と橋場(須賀不二男)一家が昔から交替でその賭場を取り仕切ってきた。
だが、最近この付近にやってきた、若いがやり手の八州取締りの下倉仙十郎(峰岸隆之介)がこの二つの組みをかみ合わせたため、この町は不隠なできごとが続いていた。
市が下倉やとり巻きの浪人たちに呼ばれて肩をもんでいるところへ、お駒が歌でも歌えとつれてこられた。
市は、お駒を見知っていた下倉の口から、彼女が島帰りの女であることを知った。
彼女は旅芸人の一座にいて、一座の男と恋仲になったが、座頭がお駒をしつこくつけまわすので、男が思いあまって座頭を殺してしまった。
男は打ち首になり、お駒は島送りということになった。しかし、お駒は身ごもっていたため、子供が生まれるのを待って島に送られ、子供は親切な牢番喜助(藤原釜足)に引き取られた。
お駒は上様お世継誕生の解き放しで自由の身にはなったが、一度も顔を見ていない子を探して、この辺りに隠居したという牢番をたずねて歩いているところだったのだ。
下倉仙十郎はお駒の古傷を暴いて嘲笑しながらも、彼女への関心を隠そうとはしない。
翌日から、市はお駒と手分けして、利根川べりを足を棒にして、元牢番の喜助という老人を探して歩いた。
探し当てられぬまま、もとの宿場に戻り、お地蔵様の境内で休んでいた市は、そこの堂守りが当の喜助であることを知る。
だが、そのお地蔵様の高市をめぐって助川一家と橋場一家がいよいよ最後の対決をする刻が迫ってきていた。
市はお駒達の生活のために助っ人を買って出て、二十両をお駒のところへ届けてやった。
下倉は双方のやくざを一挙につぶそうとして、とり巻きの浪人たちを三人ずつ両方に送り込み、けしかけていた。
彼は自らこの高市を取り仕切って金を儲けようと考えていた…。

出演者・スタッフ

<出演者>
座頭市:勝新太郎
お駒:太地喜和子
どんでん半次:和田浩治
堂守の喜助:藤原釜足
あや:植条左洋子
下倉仙十郎:峰岸隆之介
橋部の勘五郎:須賀不二男
妙見の新八:山本一郎
助川の吉兵衛:小田部通麿
木俣の久六:草野大悟
ほか
<スタッフ>
原作:子母沢寛
脚本:浅井昭三郎
監督:三隅研次
音楽:富田勲
制作:勝プロ/フジテレビ

番組概要

ご存知、勝新太郎の代表作『座頭市』のテレビシリーズ。映画からテレビシリーズとなり、全100話作られた。
本作は1974年から翌年にかけて制作された最初のシリーズ。森一生、三隅研次、田中徳三、井上昭、安田公義ら映画の座頭市も手がけた旧大映の監督陣が存分に腕を奮い、市と毎回ゲスト出演する豪華スターとの交流を叙情的に描いた。
また音楽は後に世界的シンセサイザーアーティストとなる富田勲が手がけており、そのアバンギャルドなサウンドにも耳を傾けてほしい。
また、毎回登場する豪華ゲストや、勝新太郎自身がメガホンをとるエピソードなどトピックスも多く、全話必見のシリーズだ!
(全26話)

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