2022年12月25日(日) 19:00~19:55

『ウイスキペディアSP ジャパニーズウイスキー2022』

次回の放送予定

2022年12月25日(日) 19:00~19:55

来年は、日本の国産ウイスキーの幕開けから100年。スコッチウイスキーを模範として作られてきたジャパニーズウイスキーも、その歴史の中、さまざまな挑戦がなされ、いまや海外でも高い評価を得ている。最近は蒸溜所の特性をいかしたシングルモルトへの関心も高く、多くの人に多彩なウイスキーが楽しまれている。
この番組は、長い歴史を経て時代の流れとともに独自の文化を育んできたウイスキーを楽しく学び、とっておきのウイスキーを発見する番組「ウイスキペディア」の特別編。
焼酎王国である鹿児島の2つのウイスキー蒸溜所を紹介する。

薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に佇む本土最南端のウイスキー蒸溜所が、本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」。
薩摩半島南西部に位置する津貫は、万之瀬川支流の加世田川に沿って長くのびている盆地にあり、盆地状のため、夏は暑く、冬の寒さは南薩摩にあってはことのほか厳しい地域。
本坊酒造発祥のこの地で、焼酎造りを始めてから百年あまり。この地でつくられるウイスキーとは、どんなものなのか。
そして鹿児島県の西岸、美しい景観の中にある蒸溜所が「嘉之助蒸溜所」。2017年に製造を開始したこの蒸溜所の母体は小正醸造。焼酎からウイスキー作りへ。マスターブレンダー・小正芳嗣氏はどのような想いでウイスキー作りを行っているのか。
2つの蒸溜所を取り巻く環境や、ウイスキー製造過程を取材。製造者たちへのインタビューも交えてそれぞれのウイスキーの魅力に迫る。
さらに、世界のウイスキーライター・5人の中に選ばれたウイスキー文化研究所・土屋守氏、イチローズモルトの生みの親である肥土伊知郎氏らウイスキーの有識者へのインタビューも敢行。ジャパニーズウイスキーの魅力を4Kの美しい映像で深掘りしていく。

出演者・スタッフ

<出演者>
ナレーター:青木崇高
<スタッフ>
プロデューサー:田平秀雄 岡田恒明
総合演出:CABY佐藤
ディレクター:陸田優斗 鈴木大介
撮影:須藤耕太

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