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2020年6月21日(日) 14:00~14:55(再)
『市川右團次の古美術のススメ』
2020年6月21日(日) 14:00~14:55(再)
歌舞伎俳優として活躍するする市川右團次が古美術を学ぶ!
実は右團次も古美術は初心者だという。そんな初心者の方に楽しんでいただこうと、古美術の専門家と一緒に、一般の方が所有する古美術を拝見しながら、その魅力に触れ、わかりやすく魅力を紹介していく。
今回は、初心者にわかりやすい、「古美術の四つのジャンル」の作品、浮世絵(うきよえ)、筆跡(ひっせき)、陶磁器(とうじき)、吉祥画(きっしょうが)を紹介。
■浮世絵 伊東秀子さん (骨董カフェ陽)
浮世絵とは、一般的に江戸時代の木版画を指し、当時は庶民が楽しめる芸術だった。近代西洋画家にはその影響を受けた作品が多くある。カフェ店内に飾られている作品について見方、購入の経緯など、話をきいていく。
■筆跡 齊藤俊一さん (東京港醸造 若松屋)
筆跡とは、いわゆる書のこと。偉人と呼ばれる人の作品が人気。薩摩藩蔵屋敷の近くで創業した若松屋には、奥座敷に西郷隆盛が寝泊まりをしていたという。その西郷隆盛の残した書を拝見。その価値は!?
■陶磁器 鈴木敬さん (神田淡平)
陶磁器は、初心者が始めやすいジャンルとも言われ、古美術の世界の陶磁器は、六古窯(ろっこよう)が有名。今回はこの六古窯とは別に、沖縄の陶磁器「湧田焼(わくたやき)」を紹介。その魅力、コレクションを始めたきっかけとは?
■吉祥画 中瀬賀暁さん (はんなり)
聞きなじみのない吉祥画とは一体どんな絵だろうか?それは、めでたいものを題材にした絵画の総称で、鶴亀、松竹梅、七福神、旭日、タイ、富士山などを言う。着物問屋を訪ね、帯に取り入れた貴重な作品を拝見する。
始めたきっかけや、楽しみ方は人それぞれ、嗜み方を学んで古美術に触れてみてはいかが?
※初回放送:2019年6月22日
- <出演者>
- 市川右團次
- 中田有紀
- 加島林衛(加島美術代表)