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2024年9月2日(月) 16:00~18:00
<名作ドラマ劇場>『妻たちからの三行半~夫たちの(秘)離婚回避マニュアル~』
2024年9月2日(月) 16:00~18:00
檀上吾朗(舘ひろし)は妻の妙子(岡江久美子)と娘の桃子(酒井若菜)と家族3人社宅に暮らし、自分なりに家族を思い幸せな家庭を築いてきていた。
ある朝、吾朗は、桃子の朝帰りに渋い顔を見せ、「そんなことでは嫁にはいけんぞ」と言ったことで口論となる。その後、家を出た吾朗は、向かいの実原家で展開していた家庭内のいさかいを目撃することになった。
夫の直人(ゴルゴ松本)にごみ出しをさせる妻・みどり(片桐はいり)を、姑そよ子(朝丘雪路)がよく思っていないようだ。吾朗は、2人の女性の間に入って必死にその場を繕う直人の姿を情けなく見やり、「あいつらは俺たちの稼いだ金で生きてるんだ。こっちが捨てるなら分かるが、あっちに捨てられるわけはないだろ」と力強く言い聞かせるのだった。
そんな吾朗を、今度は部下の百田龍之介(木村昇)と先輩で常務の工藤昭午(小野武彦)の2人が会社で待ち構えていた。共に吾朗に折り入って話があるという。
吾朗は実は百田が先約だったと工藤に断わろうとしたのだが、妻の加奈子(沢田亜矢子)から突然離婚届を突き付けられたという深刻さを優先、工藤に連れられるまま創作料理屋「さくた」ののれんをくぐった。
そこには、主人の作田茂樹(北村総一朗)と妻の和貴子(木の実ナナ)を囲み数名のサラリーマンが集まっていた。何事かと様子をうかがう吾朗に、作田は言った。「ようこそ、愛妻家クラブへ」。
そこは離婚の危機を回避するため、工藤が頼った場だった。そしてそこには何と直人も加入していたのだ。
吾朗は早々に店を出て龍之介の待つ自宅へと急いだ。
そして自室に着替えに入った吾朗は、妻の鏡台の引き出しに入っていた「離婚届」を発見する。激しい動揺を抑え龍之介の前に座った吾朗は、またしても驚愕の事実を耳にした。それは桃子と結婚させてほしいというものだった。
- <出演者>
- 檀上(だんじょう)吾朗:舘ひろし
- 檀上妙子:岡江久美子
- 檀上桃子:酒井若菜
- 百田龍之介:木村昇
- 工藤昭午:小野武彦
- 工藤加奈子:沢田亜矢子
- 実原(じつはら)直人:ゴルゴ松本
- 三枝敬子:山口いづみ
- 実原そよ子:朝丘雪路
- 作田茂樹:北村総一朗
- 作田和貴子:木の実ナナ
- ほか
- <スタッフ>
- 脚本:清本由紀
- 企画:大辻健一郎
- プロデューサー:菊池誠、大庭成子
- 企画協力:全国亭主関白協会
- 演出:本橋圭太
- 制作:フジテレビ、アズバーズ