第9弾『辻井伸行×ドイツ
~31歳 新たな領域へ~』
2022年6月25日(土) 15:00~15:52<1時間版>

辻井伸行の世界音楽紀行シリーズ第9弾は、ドイツ編。クラシック音楽の本場ドイツで、辻井は初演奏となるリストの協奏曲第1番に挑む。超絶技巧の難曲で観客を魅了する事ができるのか?
日本人初の快挙となったヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝から10年。番組開始当初は23歳だったが、今や31歳(※2020年3月時点)となった。ピアニストとして、どんな想いを抱きながら演奏しているのか?そして、この10年は、彼にどんな成長をもたらしたのか?これから先の未来、どんな音楽家になりたいと願っているのか?辻井の本心に迫る。

また、2020年はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン生誕250周年。ベートーヴェンは、1770年に「ボン」で生まれた。辻井は、生家や若かりし頃に働いていた教会などベートーヴェンゆかりの地を巡る。そこでは、宮廷オルガニストとして働き、家族を養っていた幼い頃の姿や、情熱的で恋多き男としてのベートーヴェンの姿を知ることとなる。天才作曲家が生まれ育った場所を旅した辻井は、コンサートのアンコールで弾く曲にベートーヴェンの曲を選んだ。

そして今回は、ドイツ在住の女性がガイド役として辻井を案内。別れの時。感謝を込めて辻井が贈ったオリジナル曲に感動の涙も…
辻井伸行が経験した出会いと別れ。クラシックの本場・ドイツの旅は、31歳の今しか経験できない旅となった。
※BSフジ初回放送:2020年3月22日