天才ピアニスト、辻井伸行がトルコ・アンタルヤで「トルコ行進曲」を披露!
オスマン帝国ゆかりの地で、名曲誕生の背景にも迫る。

イスタンブールに降り立った辻井が再会をはたしたのは、トルコが生んだクラシック界の革命児、ファジル・サイ。クラシックに東洋の魂を注入する革命児と言われるファジルは、10年前から辻井の才能を見抜き、昨年で12回目を迎えた自身が主催する音楽祭に辻井を招待した。
辻井のプログラムのうちの1曲が、幼い頃から大好きなモーツァルトの「トルコ行進曲」。世界中で愛される名曲のモデルは、なんとオスマン帝国の軍楽隊だった。その縁の地で、辻井は「トルコ行進曲」を演奏することになる。

そして辻井は、イスタンブール郊外の日本人学校へも足を運ぶ。2011年、日本だけでなく、トルコも震災に見舞われていた。辻井は、音楽を通して子どもたちに伝えたいと、自らが作曲した曲を子どもたちに披露。そこに込められた思いとは?

「トルコ行進曲」にまつわるイスタンブールの最高に美しい映像と共に、本場トルコの文化に触れて一層深みを増した辻井の最高の演奏を堪能できる、贅沢なクラシック音楽番組。