株式会社ビーエスフジ
番組審議会 議事概要
BSフジ番組審議会委員の顔ぶれ(敬称略)
委員長音好宏

上智大学 教授
副委員長三屋裕子

(公財)日本
オリンピック委員会
副会長
副委員長林高広

オフィスHAYASHI
代表
委員加藤義人

㈱テレビマンユニオン
副会長
委員三田寛子

女優・タレント
委員髙橋ゆき

㈱ベアーズ
取締役副社長
委員沢辺隆雄

㈱産業経済新聞社
論説委員
第119回
- 開催年月日
- 開催年月日 2026年1月7日(水)
- 開催場所
- 東京都港区台場2丁目6番1号
グランドニッコー東京 台場 - 委員総数
- 7名
- 出席委員数
- 7名
- 出席委員(敬称略)
-
音 好宏 委員長/上智大学 教授 三屋 裕子 副委員長/(公財)日本オリンピック委員会 副会長 林 高広 副委員長/オフィスHAYASHI代表 加藤 義人 ㈱テレビマンユニオン 副会長 三田 寛子 女優・タレント 髙橋 ゆき ㈱ベアーズ 取締役副社長 沢辺 隆雄 ㈱産業経済新聞社 論説委員 - 審議事項(2K放送)
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番組審議
BSフジならびにBSの2K、4K放送全般について
- 報告事項
-
BS4K放送概況
2025年10月~12月の視聴者対応報告
林高広副委員長、沢辺隆雄委員、髙橋ゆき委員の3月末での任期満了に伴う退任の報告
その他
議事の概要
委員の発言の概要は以下の通り。
- 12月28日(日)放送のBSフジ開局25周年記念番組『日本遺産物語 ~世界遺産百舌鳥・古市古墳群~古代ヤマト王権の謎を巡る旅』は、お正月番組がどの局も同じように見えた中、内容が秀逸だった。ナビゲーター・黒谷友香さんが古墳の空撮で、現代に古墳が残っている様に感激していたり、謎を解明するのではなく、謎のままで良いと進めていたことに好印象を持った。「こんな大事なものに、もっと早く気づくべきだった」という何げない黒谷さんのコメントに、番組の本質が語られていた。
- 昨年11月に東京で、聴覚障がいを持ったアスリート対象の「デフリンピック」が開催されたが、多くの放送局が、オリンピックやパラリンピックに比べて、競技を放映する時間が少なかった。事情があることは理解しつつ、これから放送局が問われていく課題、「公のための利益とは何か」ということも、大切なベクトルとして考えてほしい。
- 地上波も含めて定番になっている年末年始の番組だが、中身に工夫や進化があれば面白いが、そのような工夫はあまりないように感じた。
- 毎年恒例のスポーツ中継『全日本フィギュアスケート選手権』や『全日本総合バドミントン選手権』は、大変良かった。大きな大会をBSフジが中継するのは、ファンにとって大変嬉しいことで、定着してきていると思う。スポーツには言葉がない感動があると、つくづく思った。
- 1月3日(土)放送『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?小泉今日子と韓国2人旅』は、贅沢なキャスティングで見応えがあった。小泉今日子さんと飯島直子さんのふたりが自然で、気遣いながらも飾らない本音トークが素敵だった。
- レギュラー番組の拡大版や特別番組では、もっとレギュラー放送に結びつくような仕掛けや告知を思い切ってやっても良い。
- 1月4日(日)放送『居酒屋プライム放談』は良い企画だった。いつも『プライムニュース』で見ている長野美郷キャスターが、ちょっとお酒を飲みながら、切れ味の良い質問を政治家ゲストにぶつけ、政治家のプライベートや人間味のある表情や話を聞くことができて、親近感が湧いた。BSフジが『プライムニュース』を看板番組として育ててきた、その信頼関係の成果だと思った。
- 人を映し出す番組が多く、堪能した。今年も人の温度が伝わる、上質なラインナップを期待したい。
- テレビショッピングの時間が増えているような気がする。視聴の妨げにならないような工夫が必要と感じた。
- BS放送は全国一波なので、地方の人たちが見ることも考慮し、少し深掘りした全国ニュースや天気予報があっても面白いと思う。
- BSとして、ペイテレビとの差別化をどうするかというのは、大きな課題になる。地上波がつまらないとBSで良い番組を探さずに、NetflixやU-NEXTに行ってしまうので、BSが存在意義を出せるかが鍵だと思う。放送局の持っている「公共性」や「コンテンツ力」が放送の強みになるので、上手くマッチさせてほしい。
- 1月4日(日)放送『木梨目線!IN ソウル』では、木梨憲武さんの自由なテンションの中で、俳優キム・ジェウクさんが、お笑いや文化の違いを楽しむ、心が通じ合う旅で、元気になる番組だった。80年代半ばの韓国では、街で日本の音楽を流してはいけなかったが、今の韓国は全く状況が違い、お互いの文化や国際関係にとって大変良いことと感じた。
- 12月29日(月)放送のBSフジ開局25周年記念番組『BARレモン・ハート10周年3時間スペシャル』では、放送の裏話を長回しで、ほぼワンカット収録だったので出演者の個性が出ていた。そのように実験的、野心的な番組をまだまだ期待したい。
4K放送について
- 1月1~4日(木~日)放送の時代劇『三屋清左衛門残日録』一挙放送は、4Kで視聴し、改めて4Kで見ることの良さを感じた。今、4Kについてはいろいろな意見があるが、前に見ていて結末がどうなるか分かっていても、つい見てしまう、そのパワーはコンテンツのクオリティーの高さによるものだと思う。
これらの意見に対して事業者側からは以下のような回答があった。
- 年末年始は、開局25周年企画の『日本遺産物語』『BARレモン・ハート』や、ミラノ・コルティナオリンピック選考会も兼ねた重要な大会、『全日本フィギュアスケート選手権』『全日本スピードスケート選手権』などのスポーツ中継、3夜連続の野球企画特番、時代劇『三屋清左衛門残日録』6作品の一挙放送、レギュラー番組の拡大スペシャル等を編成した。
- BSフジの年末年始といえばこれだ、という番組が徐々に根付き始めたという手応えを感じている。
- 12月28日(日)放送の『日本遺産物語』では、過去の番審でのナビゲーターに関するご指摘の内容をうまく落とし込めた。
- 12月29日(月)放送の『BARレモン・ハート』では、ドラマと旅をうまく融合させ、新たな形を届けることができた。
- 1月3日(土)放送『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?小泉今日子と韓国2人旅』は、昨年フジテレビで放送したドラマ『続・続・特番からレギュラー番組へ視聴誘導するという番宣等の施策は、今後の課題として取り組んでいきたい。
- 1月4日(日)放送『居酒屋プライム放談』は、『プライムニュース』を平日毎日放送しているBSフジならではの企画。しっかりと育てていきたい。
- 地上波やペイテレビとの番組の差別化については、編成局が力を合わせて、良質な番組作り、コンテンツ投資を考えてやっていきたい。まだ認知度の低いBSの番組を世に広めていくことに力を注ぐ。
- テレビショッピングが多いというご意見については、これから投資していく新たなコンテンツを、しっかり放送収入につながるように育てていけば、ショッピング面積を減らせるので、自社コンテンツに積極的に力を入れていきたい。
- 4K番組については、大画面できれいな映像を見ていただく、4Kクオリティーを保ったコンテンツ制作に引き続き力を入れる。
その他
委員から以下のような発言があった。
- 開局25周年を機に、BSフジの新広報大使オリジナルキャラクター「フムフムン」を作った。新しい未来や可能性の扉を開くという意味を込めて、「ハッチを、ひらこう。BS FUJI」というキャッチコピーと共に発信していく。