10月
#13 四谷・荒木町DEEP

東京・四谷にある荒木町の魅力に迫る!東京ドームよりやや広いくらいの地域に、約400軒の飲食店がひしめき合い、そのうち15店がミシュランガイド掲載店というグルメな街でもある一方、大人の魅力あふれるDEEPな世界が広がる。外国人観光客も多く訪れる荒木町と、そんな街に生きる人たちの魅力をお届けする。時代とともに常に新しいものを取り入れながら進化しているこの街が大切にしているものとは?

第25回 前編:四谷・荒木町DEEP 10月8日放送

荒木町という街

金丸稲荷神社 ―商売繁盛の神様― / 津の守弁財天 ―芸能・才能の神様―
この街は大名屋敷の庭園の跡。明治時代には大きな池の周りに桜が咲き誇り、一躍東京の観光名所となった。料亭が立ち並び、舟遊びもできる優雅な場所だった。

■ 橋本嘉一さん(杉大門通り商店街人気会 副会長)
「昔は花街があってにぎやかだった。お稲荷さんがお客さんを呼んで、弁天様が才能を導いてくださる神様。」

■ 内山不二子さん(BAR「Pigalle」大ママ)
「荒木町と言えば花柳界。今マンションになっているところが全て料亭で、池の桜を旦那衆が眺めて…。すごく粋な場所だった。」

荒木町のおもてなし

■ 上田比呂志さん(「大人の寺子屋 縁かいな」代表)
「荒木町は、お客さんたちと会話しているうちに、他では学べないことを学んだり、磨くことのできる場がある。心が満たされる、何かを得られる、ということ自体がおもてなし。」

■ 石山竜也さん(「荒木町たつや」店主)
「車は通らないが、お祭りがあると太鼓の音や賑わいの音が聞こえる。自然体でいられる、懐かしい良い雰囲気がまだ残っているところが、この街のよさじゃないかと思います。」

流し

■ 荒木ちえ ―流し/歌う漫画家―
三味線を持って、1日に多いときで30件を回る。無店舗ながら商店街に加入しており、歌いながら似顔絵を描くサービスも人気。荒木町で小椋佳さんと出会い、毎週のように小倉さんのコンサートゲストを務めている。
「荒木町のお客さんは「人」に着く人が多い。根を張ってやっていこうという信念が無いと半年で潰れる。縁を大事にする人が多い気がします。昔の雰囲気を残したまま、新しい街もできていて、バランスのいい街。」

第26回 後編:四谷・荒木町DEEP 10月15日放送

荒木町の路地裏

■ サイエンスバー INCUBATOR

このBARは研究者同士や研究者と一般の人の交流の場として生まれた。異なる分野の研究者たちが集まって、それぞれの知識でお互いに刺激を受け合う。思わぬコラボレーションで盛り上がり、面白い話が聞けることも。

BAR43

何やら怪しげな店内。世の中に埋もれた才能と見果てぬ夢。チャンスを求めて人が集まる。才能とそれを活かせる人のマッチングBAR。店主のジミーさんは渋谷に20年間立ち続け、“プリクラおじさん”として若者に人気の存在だった。女子高生相手に悩み相談やマーケティングをしていた。7年前に渋谷を離れてこの店を開き、夢とチャンスのマッチングを始めた。
人脈ノート…夢や希望を書くと興味を持った人が連絡してくる。

Tadaima Japan 新宿旅館

2017年12月にオープンした外国人向けの和風ゲストハウス。旅人と、地元や宿の人との交流による体験をコンセプトにした宿。滞在中に日本文化を体験できるように様々なイベントを考えている。「君の名は。」の聖地めぐりは外国人にも人気のコース。

坊主BAR

本物の僧侶がもてなす、仏教とお酒のマッチングBAR。葬式仏教と言われる今の仏教に異を唱え、楽しんで仏教に接してもらうためBARを開いた。

荒木町・杉大門通り盆踊り大会

通りを広場に見立てて街の人みんなの遊び場に。荒木町は老若男女、新旧合わさった極上の遊び場。

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